ストリートアナリストさんのブログ

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長期投資を考える(その2)

長期投資を考える(その2)

今回は、長期投資で最も重要となる経験について整理してみます。

長期投資には、ドルコスト法という、少しづつ一定金額ずつ買って行く投資法があります。
私はこの投資法は評価していません。
長期投資といえども、中長期の相場を自分なりに予測し、低く買って高く売らなければ、得られるリターンは少ないと思うからです。
自分なりの予測を立てて投資をせずに、機械的に買うだけで大きなリターンが得られるような、甘い世界ではないと思います。

短期・中期のトレードでは、自分なりの予測が合っていたかどうかの経験を、比較的短期間に積むことが出来ますが、長期投資ではなかなかそうは行きません。
特にバブルの際のトレードなどは、一生のうちにそう何度もバブルを経験できませんので、予測するといっても非常に難しいです。

そこで重要になるのが、投資の歴史書から学ぶことではないかと思います。

最近、「バブルの歴史」という名著を読み返しました。

もう、かなりボロボロで、思ったことや重要なキーワードに線がたくさん引いてありますが、改めて読むと、また違った視点での解釈を発見したりします。

歴史書を真剣に読むことで、過去の投資にまつわる事象を疑似体験できれば、長期投資の大きな武器になると思っています。

また、私もそうですがファンダメンタル重視で長期投資を行う場合は、世界経済ニュースや、企業の有価証券報告書など、予測するためのツールが充実していることも有利に働きます。

売買も、スピード命!ではないことも、仕事を持ちながら投資を行う場合に、ハンデにならないことも良い点かと思います。
6件のコメントがあります
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    ストリートアナリストさん、こんばんは。

     

    >長期投資には、ドルコスト法という、少しづつ一定金額ずつ買って行く投資法があります。
    >私はこの投資法は評価していません。

     

    ドルコストも、対象のトレンドがレンジや上昇であれば有効ですが、
    下降・低迷型のトレンドであれば何品の繰り返しに陥るリスクがありますよね。
    見極めたいものです…(汗)

     

    >歴史書を真剣に読むことで、過去の投資にまつわる事象を疑似体験できれば、長期投資の大きな武器になると思っています。

     

    同感です。私も以前、バブルの歴史を呼んだことがあるのですが、
    また図書館でかりて読もうかな…
      

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    _こうちゃんさん
    2011/8/27 21:14
    ストアナさん、こんばんは(^o^)

    > そこで重要になるのが、投資の歴史書から学ぶことではないかと思います

    確かにそうですね(^o^)
    学ぶ材料は、身近にいっぱいありますしね(^o^)

    実は長い目で見た際、私の最もいいパフォーマンスの取引は
    自社株のドルコスト法買いかも知れません(^-^;
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    みやまな鉄砲長さん
    2011/8/28 12:49
    こんにちは、ストアナさん

    >長期投資には、ドルコスト法という、少しづつ一定金額ずつ買って行く投資法があります。

    やり方次第な感じがしますが、数学的に考えると
    ずっと平均しちゃってるとパフォーマンスも一定に収斂しちゃったりします。
    もしかしたら人間が機械的になることが一番難しいのかもしれません(笑)

    仕事しながらの投資は、どれだけ気持ちに余裕をもちながらやるか?
    ってところもありますから^^(私自身もそうですし~)
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    あさってさん、こんばんは。

    ドルコスト法、たしかにレンジ内で推移するときには有効ですね。
    一番怖いのは、下降トレンドでしょうね。
    下がり続ける間、延々と買い続けるのは、相当な精神力が必要ですね。
    これは逆張り投資でも同じ問題ですが。

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    こうちゃんさん、こんばんは。

    > 私の最もいいパフォーマンスの取引は自社株のドルコスト法買いかも知れません

    これ、最高ですね♪
    下部のリターンに加えて、会社の業績が良いことで収入アップも期待できるし、仕事の励みになりますね。

    こういう投資方法には大賛成です。
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    鉄砲長さん、こんばんは。

    > もしかしたら人間が機械的になることが一番難しいのかもしれません(笑)

    たしかにそうですね。
    私には絶対無理です...

    かりに一定額買い続けることができたとしても、今度は一定株数づつ売って行くことは至難の業だと思います。

    ドルコスト法、実はものすごく精神力のいる投資方法かもしれません。
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