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中国の引き締め政策は遅すぎ!?(市場原理の歪み拡大)

 小さいけれど、重要なニュース。 中国マネーサプライ前年比16%増。

 

 金利・融資・物価・賃金・企業統合で統制的な引き締め政策を行っているものの、人民元切り上げペースが遅すぎ、結果的に十分な引き締めになっていないかも、です。

 中国のバブリーは人民元安固定政策に起因しているのだから、人民元切り上げペースが適正引き締めへのカギになる。 マネーサプライのきわどい推移からは、切り上げペースが遅すぎることが示唆される(人民銀の発表が正確ならば、、。悪い方向に誤差大?)。

 

 これは、世界的には資源価格高騰につながり、先進国一般物価へのデフレ圧力になる。

 

 以前書いたように米国マスコミ世論は、(米国マスコミの左傾化と、おそらく中国マネーの誘導により)QE3=資源価格高騰、という倒錯論調になりつつある。 ゆえに、デフレ圧力が顕著になっても、QE3は打ちにくい、もしくは不十分になりやすい。 そして、それは(日銀のデフレ維持政策同様)中国の人民元安固定政策を容易化させるので、更なる資源価格高騰とデフレ圧力上昇になる(デフレ圧力=マスコミの左傾化圧力、でもある)。 世界的に市場原理の歪みを増大させる。 当座は良くても、事後のバブル破裂のショックを大きくすることになる。

 

 中国の人民元安固定政策が続く以上、先進各国が社会主義の中国を自由経済諸国と同等に扱い続ける以上、市場原理の歪みは増大し続ける。 ファットテールは頻発する。

 

 中国の人民元安選好は不変でしょうから、資源価格とFRB動向に要注意。 

 

補足) 中国政府、中国人の発想は須く軍事的。プラスサムゲームの経済競争と、マイナスサムもしくはゼロサムの軍事競争を混同しているところが中国経済(ロシアも)の落とし穴。 ごり押しが自分自身をドツボにはめてることに気が付いていない。 これは概して経済音痴の日本政府、日本人も陥り易い落とし穴です、、中国とは逆方向の落とし穴ですが(競争恐怖症、競争回避的)。

登録日時:2011/07/16(09:12)

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