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米景気対策について

予定の10兆円よりも多い約16兆円もの景気対策を行うことを発表したアメリカ。
実施する内容は「戻し税方式の減税」だそうです。
所得税少なくして労働者も満足、企業に対しても減税して満足ってことでしょう。

しかし市場の反応は冷ややかで失望売りが発生したらしいです(´・ω・`)

この辺の難しいところは私には分からないですね・・・。

ただ私の予想している限りの範囲で書きますと、市場は景気対策というよりサブプライム問題を解決して金融不安を解消して欲しいって感じに見えます。
しかしサブプライム問題の渦中の個人って、例えるなら「アリとキリギリス」の「キリギリス」のようなものだと思います。
今までやってきたことの「ツケ」が回ってきただけで「自業自得」なんじゃないかなと個人的には思ってます。

↓今までやってきたこと
「将来は不動産価格も上がってるだろうし、その頃には収入も上がってるだろうから、もっと金利の低いローンに組み替えれば大丈夫。だから今は不動産価格が上がった分だけどんどん消費者金融からお金借りて使っちゃえ」

これはひどい・・・(;´Д`)
それで「お金無くなって困ったから国に助けて欲しい!」って、普通助けるわけないでしょう・・・。

逆にここで助けちゃったら「モラルハザード」が起こる気がします。
つまり「危なくなったら国が助けてくれるからたくさんリスクを背負っていても安心」という責任感の希薄が起こってしまうと思います。なので国は逆に助けては駄目なのかもしれません。地道に頑張ってきたアリさんが馬鹿を見る世の中になってしまいます。

と、色々書きましたがちょっと勘違いしてるかも?違ってたらごめんなさい。
私的には今回の政策は「まあ妥当なところじゃないかな?」とは思いました。
思いましたが、だからといってそれが最も景気にとっていい影響を与える政策とは思っていません。

要は(間違ってるかもしれませんが)私の書いた内容があるせいで、一番景気を刺激するであろう政策が取れないんじゃないでしょうかね?
一番景気を刺激する政策→サブプライム問題で借金まみれの個人とサブプライム問題で不良債権処理に悩まされている金融機関だけを大量の資金を使って救済(自業自得なので、この2つだけ救済措置をすると他(アリ)から苦情が出る、もしくはモラルハザードを起こしかねないなどの欠点がある)

う~ん・・・バーナンキ先生には激しく期待していたのですが、なかなか有効な切り札が出せないようです。
明日の株価はどうなるんでしょうかね?一応為替は円高に振れ、NYダウも60ドルの下げでした。

寄り付きはGD(ギャップダウン)からでしょうが、その後は一応今までは皆無だった好材料が出てきているわけなので、上げる力も多少あるのではないかと勝手に予想。
ただし、買いを大量の売りで叩かれたりしそうで怖い(´・ω・`)

とりあえず今回の政策について私が予想している通りの状況だとするならば、リスクが健在しながら徐々におっかなびっくり日経平均が上がっていくような感じになりそうなので、徐々に上げたあと、チョイ下げ、それからまた徐々に上げとなるかもしれません。
それならチョイ下げを拾って行こうかなと思案中です。
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2件のコメントがあります
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    WEBさん
    2008/1/20 15:28
    それは頼もしいですね。

    追加で私的意見。
    先週の金曜後場の上昇を単なるリバウンドと勘違いしている個人がいるとすれば、今週頭GDから始まれば(下降トレンド中のため)まだ下げると思い、弱気の売りで来るかもしれません。それならばと投機筋はその売りを下値で買い漁って、後場一気に上昇相場を演じて慌てて買いを入れてくる個人に高値で売りつける。

    我ながら随分悲観的なシナリオです。
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    siozukeeeeeeさん
    2008/1/20 08:39
    私も似たような見解。
    相場観も似てます。