転換するかどうか

[映画ずきのしんちゃんさん]

週末４月２２日の日経平均は9682.21（-3.56）　基準線　転換線9568を上に抜け、雲が急激に降下したため、雲の上限9559も上に抜けた。ボリンジャーはＴＰを上に抜いており、バンドは急速に狭まって転換を示唆。ＭＡＣＤは上昇、ＲＣＩも反転上昇している。日足の形だけからみると、上昇基調にはなっていないものの、雲が晴れ、上昇に転換することが期待できるようにみえる。ただし週足は雲の中、下の方に位置しており、抵抗はぶ厚い。

ダウは２１日の引け値は12505.99（+52.45）　雲　基準線　転換線12299の上、ボリンジャーはプラスσの上だが、バンドが狭まっており、ＭＡＣＤはシグナルを上にぬけるところ、ＲＣＩは上昇。上昇基調は変わっていないが、バンドが狭まってきているのはやや気がかりで、調整に入るきざしかもしれない。

ドル円は81.88　雲の上、急速に上昇してきた基準線82.18を下に切ってきており、ボリンジャーはマイナスσの近辺だがＭＡＣＤは底打ちしそうな気配。

日経平均は、節目を抜けてきたが、出来高は少なく、迫力がない。うまく上昇基調にのれるかどうか、はっきりしない。アメリカはイースターになり、日本はゴールデンウイークを控え、動きにくい。ただ為替はドル円ではじわり円高方向になってきており、さらに進むようならば、日経平均の頭を押さえることになりそうだ。ただユーロ円はそれほどでもなく、こちらも明確な方向感はでにくいところだ。
統一地方選挙がいよいよ終わり、いよいよ政局になりそうな気配がただよってきている。強力な救国内閣をつくってほしいところだが、とちんぱたんとしており、可能性は５分５分というところだろうか。