東京228堂さんのブログ

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5月1日 新BSディベート「どう対処する国際M&A時代」

TOPIX      1,693.25  -7.75
日経平均株価 17,274.98  -125.43

昨日のアメリカ市場は
NYダウ 13,062.91 -58.03
NASDAQ  2,525.09 -32.12
月末のため利益確定売りが出たとのこと。

日本市場はアメリカ市場マイナスの影響を受けたらしく、
終始軟調な展開。結局日経平均は125円ほどの続落。
まあゴールデンウィーク期間中なので仕方がないでしょう。
それなりに出来高と売買代金があったので意外でした。
しかし、新興市場はすべてプラス、REITも上昇しました。
為替も119円中盤と安定してます。

中国市場は
香港市場は労働節で休場。本土市場もメーデーで休場。

インド市場はマハラシュトラ州の日で休場

ベトナム市場も休場。
なんとも寂しい限りです。

本日から 三角合併解禁 ですねぇ。

4月29日の22時~24時の約二時間、NHKBS1で「どう対処する国際M&A時代」
というテーマでの討論会がありました。
http://www.nhk.or.jp/bsdebate/index.html

出演者は 佐山展生さん、二コラス・ベネシュさん、堀紘一さん、
     森永卓郎さんの4人。

佐山さん、ニコラスさんがM&A肯定派、堀さんが消極的容認派、
森永さんが断固反対派という感じでした。

特に森永さんの主張が印象に残りました。
『第一は、いま政府が前提としている「外資の積極的な導入によって日本経済が活性化する」という考え方がそもそも間違っている。
第二は、そもそも日本経済が資本を必要としているわけではない。
第三は、いま行われているM&Aのかなりの部分が吸収する側の企業あるいは統合を仕掛ける投資ファンドが、吸収される側の企業が営々と蓄積してきた経営資源を奪い去ることを目的としている。
第四は、M&Aの実施が株主以外のステークホルダー、
例えば従業員や顧客や取引先に幸福をもたらさない。』
とばっさり。
http://www.nhk.or.jp/bsdebate/0704/debater4.html
番組の最後のコメントでは「10年後に、なんてバカな事をしたと後悔する」
ともおっしゃってました。

極私的にはM&Aで企業経営が効率化される、買収防衛策の一環として
配当が上がったり、業務提携が相次いだりと
いったようなイメージしかありませんでしたが、
実際には技術力の流出、従業人負の影響などの問題も
かなりあるのでしょう。

とりあえず解禁になったことは事実なので、個人投資家といえども
注意深くみていきたいものです。

それでは今日はこれで失礼します。
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