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スペイン国債の動揺、新興国景気引き締め、米国景気

 ユーロ圏のソブリン債、相変わらず揺さぶられまくってます。
 舌禍乱発のドイツ首相を含め、12月から心を入れ替えて、債券市場の鎮静化にまい進して欲しいものです。

 不良債権処理の早期実行と量的緩和の合わせ技、、これがバブル崩壊への対応として最適なことは、小泉・竹中路線やそれに学んだ米国の現況から自明なのだが、なぜかそれに学ばない欧州。

 欧州は寄り合い所帯であり、竹中路線に学んだとしても、それが中々、実行できない、というならば話は分かります。
 だが、現状はどうもそこまで行っていないようです。 竹中路線以前に、日本で不良債権処理が遅々として進まなかったのと類似の状況が、今の欧州にはある。
 金融救済の公的資金投入への世論の反発があり、景気低迷時なのに構造改革前のめりになる傾向がかいま見える(ちなみに、竹中路線では構造改革メニューは示されましたが、その実行は、景気回復後の次政権に委ねられました)。 国境をまたいだ不良債権ゆえ処理の遅れはしようがない、財政危機の資金流出懸念があるから構造改革前のめり姿勢もしようがない、という側面はありますが。


 12月はユーロの金融市場において、一つの節目になりうるとき。
 スペインの民間不良債権や東欧など、アチコチの地雷を誘爆させないように、しっかり対応することが先決。 最近の市場の揺さぶりは、当面12月の欧州の決断を促すのに、果たして吉と出るか、凶とでるか?

 米国景気、欧州景気には復調トレンドが見え、中国の及び腰の景気引き締め(量的緩和の裏返し)は買い場を提供してくれる。 現状、リスクはEUの債券市場に集中の状況ですが、これも買い場の一つと見なしうるや否や? 全ては政治次第。 
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登録日時:2010/11/30(21:29)

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