元祖SHINSHINさんのブログ

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遺伝子組み換え作物と知的財産ビジネス

★狙われた日華の金塊 ~ドル崩壊という罠~
 原田武夫著 小学館 1,600円+税 2010.5.15第一刷 2010.5.31第二刷
 P.63~

この中で原田氏は、ヒラリー・クリントンが国務長官就任時、
真っ先に掲げた「食糧安全保障」に注目し、
その背景について探りを入れている。

ヒラリー・クリントンとステファンズ・グループとの関係だ。
ステファンズ・グループは、ウォール街の投資銀行。
この銀行は次の会社の大株主。
GMO技術で成功したデルタ・アンド・パイン・ランド社。
更にこの会社の親会社は、あのモンサントだ。

そういうわけで、ヒラリーはGMOという食糧兵器を世界にばらまくため、
特許戦略に邁進し、世界中にモンサント社が差し向けたGMOジーメンを派遣し、
違法(&とばっちり)GMO作物の摘発に励んでいるという。

ここで発見だったのは、
こうした動きに欧州が反旗をひるがえしているという話だ。

その理由は、欧州にとって大事な主食である小麦に対しても、
モンサントがGMOの触手を伸ばしたからだという。
(2009.7.14、小麦のGMO技術を有するウェストブレッド社を
 4,500万ドルでモンサント社が買収)

こうした流れをみる限り、
PPTを解禁した時、日本の食糧リスクを想像できない人はいないだろう。
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