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IHI 有報虚偽記載疑い、監理ポスト入り

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Yahoo!ニュースから以下抜粋。

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IHI、監理ポストに 東証 虚偽記載疑いで審査
12月12日8時1分配信 産経新聞

 エネルギー・プラント事業の巨額損失問題を調査しているIHI(旧石川島播磨重工業)は11日、平成19年3月期に約300億円の追加損失が発生していたことが判明したため、同期決算を訂正した上で訂正有価証券報告書を提出する意向を表明した。これを受けて東京証券取引所は同日、上場廃止基準に該当する虚偽記載の恐れがあるとして、IHI株を監理ポストに割り当てた。

 東証はIHIの訂正有価証券報告書を審査し、虚偽記載と認定されるかどうかを判断する。IHIは日本の産業界を代表する重工業の名門企業だけに、上場廃止となれば影響は大きく、今後の展開が注目される。

 IHIは9月、主力事業のエネルギー・プラント事業で巨額損失が表面化し、400億円の黒字としていた20年3月期の連結営業損益予想を170億円の赤字に修正。加えて最大280億円の営業損失を計上する可能性を指摘していた。

 その後の調査でIHIは、この280億円のうち、180億円分のほか、9月公表の損失額の一部を加えた計300億円を、過去にさかのぼって前期決算を訂正して計上するのが適当だと判断した。

 この結果、19年3月期の連結営業損益が約246億円の黒字から約54億円の赤字となり、経常損益も約215億円の黒字から約85億円の赤字に訂正する。

 また、20年3月期の連結営業損益については、当初見通しの赤字幅170億円が改善し、150億円となる。

 東証は今後、IHIに決算訂正について説明を求め、投資家の判断に影響を与えるような重大性があったかなどを検討するとみられる。IHIは「東証には十分な説明をし、求めに応じて改善報告書を出す用意がある」(広報担当者)としている。

 IHIは19年9月中間期の決算を14日に発表する予定。巨額損失が発生した原因究明のため、同社は弁護士や会計士で組織する社外委員会を設置し、調査を進めている。近く公表するとみられる社外委員会の報告書で、釜和明社長をはじめとする経営陣の責任問題について、どの程度、踏み込むかも注目されそうだ。

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去年の今頃、ちょうど日興CGとミサワホーム九州のニュースが出ましたよね。それから1年、まさに粉飾と偽装(食品も含め)の1年でしたねえ。一体、日本企業のコンプライアンスはどうなっているのか。

今回は「黒字→赤字転落」、「今年1月に第三者割当増資実施」と更に厳しい状況に見えますが、東証はどうするか。たしか日興CGの時は「(粉飾の内容が)黒字が赤字になるような内容ではなかった」と言ってましたよね。まさか「間違えました、すみません」で済むなんてことは。。。

 
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