財務省と民主党の奇妙で危険な利害一致

[jojuさん]

　最近、財務省OB（行天さんなど）から「円高しようがない論」、「日本没落不可避論」が盛んに飛び出すようになっております。
　円高の根本原因たる、日銀の不作為を放置して、ただ没落するに身を任せれば良い、とも取れる不可解な論調。　もしくは、購買力平価との比較で、今は円高でない、などという倒錯論調。

　購買力平価と為替相場が、中長期的にかい離しないのは当たり前のことで、それだから円高でない、円高は問題ない、というのはオカシイのです。

　なぜ、ドル円相場が常に日本経済の実力以上に＝デフレ気味に＝空洞化が進むように、キープされるのか？　なぜ、ドル円の購買力平価は一方的に下がり続けるのか？、、、それが問題なのに、そこをスルーした倒錯論調が財務省OBや左翼系マスコミから、盛んに発信されております。　過剰円高改善に役立つ金融緩和をけん制すべく、ハイパーインフレ到来論（今はデフレ！）までもが、左翼系マスコミから出始めている。

　あまつさえ、円高でも大丈夫な経済構造に、、という無茶な論調まで出ております。　企業は日本脱出＝多国籍化（非日本化）で、円高耐性を高められても、国民にはそれが出来ないのに。

　民主党には、旧社会党や自称リベラル、自称革新勢力のヒトが多く、日本の没落を（密かに）歓迎する向きが多いようですが、それと財務省系の考えが奇妙にシンクロしているのが最近の傾向。　

　日本の没落を歓迎する民主党勢力と、衰退していったほうが主導権を握りやすい財務省の思惑が一致？

　日本の衰退＝貧者の増加＝社会主義勢力の拡大＝官僚統制経済の拡大、ゆえ、社会主義者と官僚の思惑は一致するのです。

　社会主義とは、格差是正であり、富める者（働き者）から貧しき者（怠け者）への富の収奪ですから、結局誰も働かなくなる。　横並びの貧者のうえに、社会主義の指導者（政治家と官僚）が君臨する構図となる。
　

[権左衛門さん]

jojuさん

今日は。。。

いつも、拝見しています。。。

このごろの風潮を考えると、
=日本の衰退＝貧者の増加＝社会主義勢力の拡大＝官僚統制経済の拡大=
という方向に進んでいると見るしかないようで。。。

この状況を【国民】は、しているのか。。。

もっとも、知ったとしても
【自分には関係ない。。。】と思うのかもしれませんが。。。

【国が没落して、消えていく段階になると、こういう風になっていくのか。。。】という感じがしてしまうのは、
私だけでしょうか。。。

[jojuさん]

どうもです。

　国民のうち、半分は選挙に行きません。　「自分に関係ない」と思うような有権者は、選挙に行かない有権者なので、この層がどう思っても国政には影響ないです（とあえて断言）。

　選挙に確実に行く”意識の高い”有権者（おそらく有権者の１／３程度）が、どう思い、どう動くかが重要。

　ここ２０年の日本の低迷は、政治家、官僚など指導者層の不作為、ミスで起きており、日本人自体のポテンシャル（潜在力）は、世界的に見てそれほど地盤沈下していないと思います。

　１／３の有権者が、選挙で正しい投票行動を取り続け、よりベターな政治家を選び続けるようになれば、状況はガラリと好転すると思います。

　福祉も社会保障も治安維持も防衛も、お金がなければ始まりません。　国政の根幹は経済政策です。　より、まともな経済政策を行える政治家を選ぶことが、状況好転の基礎になるのでしょう。　果たして、民●党の経済政策は理に適っているでしょうか？