あさっての投資家さんのブログ

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カード業界について勉強中。

クレジットカードの業界について、興味があったので勉強中です。
(みんかぶにもAMEXの広告が出ていますしね)

この業界はやはり今、銀行主体で再編が行われている最中です。
もともとカード会社の数が多いので過当競争になり、再編は避けられなかったのでしょう。
代表的なものを上げるだけでも、
クレディセゾン、オリエントコーポレーション(オリコ)、セントラルファイナンス(CF)、OMCカード、三菱UFJニコス、JACCS、アプラス、Life、UC、JCB、三井住友VISA…
などなど。

系列ごとに分けると、
・みずほ系
  クレディセゾン、オリコ、UC
・三菱UFJ系
  三菱UFJニコス、JACCS
・三井住友系
  三井住友VISA、OMC、CF
・新生銀行系
  アプラス
といったところでしょうか。

今後のクレジット業界の成長は誰もが認めるところですが、問題は収益を確保できるかどうか。

貸金業法改正の影響はもろに受けますし、消費者金融ほどではないにせよ、グレーゾーン金利撤廃も若干影響を受けているようです。
また、Edy、Suicaに代表される電子マネーの台頭も懸念材料。
さらに、一人が複数カードを持つ時代。それにより、顧客をひきつけるためにポイントの乱打戦に陥り、体力の削りあいの様相も。

成長と、収益の確保と…。興味深い業界なので、今後も注目していこうと思います。
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6件のコメントがあります
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    みやまな鉄砲長さんへ

    システムを手がけたことにより、カード業務知識は万全なんですね。さすがです!

    雑誌によると今はJCBのシステム開発で遅れが出ているとか。
    やはりカードのシステムは大変なんでしょうね…(××)
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    みやまな鉄砲長さん
    2007/12/14 01:28
    カード業界かぁー俺新人のときにカード業界のシステム
    作ってたから勉強したなぁー
    だからちょこっと詳しいかも。

    結構大変だった記憶が。。。(@_@;)
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    ぎっしーさん、さ のさん、とんこつさん、コメントありがとうございます。

    ぎっしーさんへ
    なるほど、リボ払いに力を入れているんですね。
    しかし購入の小口化などがネックになりそうですね…。

    さ のさんへ
    金融系のカードは独立というだけで、落とすとは…。
    ステレオタイプな考えでなく、個人の収益や負債をちゃんと査定してほしいですね。

    とんこつさんへ
    なるほど、利率が高いんですね。
    それではリボ払いもなかなか普及しなそうですね…。
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    とんこつさん
    2007/12/9 15:57
    まだまだ金利高いと思います。リボ払いとか気軽に利用できるようなほのぼのCM流してますが利率高過ぎw
    この状況で経営体質が悪いのはルールに甘え過ぎの経営ベタでしょう。

    消費者金融業界が不景気風の中業績を伸ばし、多重債務者を100万人超えまで増やしましたが。。。未だに政府のルール作りはゴテゴテだなって思います。

    貸金業法改正でカード業界もようやく再編動きだしましたが、まだまだスッキリしないですね。
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    さ のさん
    2007/12/9 15:47
    ちなみに金融系のカードが審査に落ちやすいです。

    僕は独立したばかりのとき作ろうとして落ちました。
    借金はしてませんでしたし、同時期に流通系のカードは作れたので「独立」が落選理由でしょう。

    同系列の証券会社にそれなりの金額を入金していたので腹が立った覚えがあります。
    「お金入れてるのにカード作れないなんて!」
    もちろん証券会社の口座は審査対象に入ってないってことですが。
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    ぎっしーさん
    2007/12/9 15:22
    こんにちは!あさっての投資家さん!

    今度はクレジットの勉強ですね。

    そもそも、クレジット業界は①銀行系②信販系③流通系と大きく分類されます。(消費者金融系を除く)

    アメリカのクレジットの歴史と比較すれば、まだまだ、浅い産業でもあります。

    日本では、バブル時(DCブランド全盛期、ハウスマヌカンという言葉が流行していた頃でしょうか?)丸井が所得の少ないファッション嗜好の若者にアパレルを販売する手法でガツンと伸びはじめたような気がします。

    どちらかというと、①銀行系は取引先やお付き合いでの入会が多い?②信販系は、当時、分割払いを武器に会員数を伸ばし、③流通系は、セゾンをはじめ、その店舗での買い物は、同一系列のカードじゃないと割引しないよということで、どの後のダイエーOMC、イオンなどスーパーへの主婦層を取り込み、会員数を一気に取り込み、クレジットカード所有が当たり前の時代が到来。(ただし、現金会計の割引を主にした未利用会員も増加)

    いずれにせよ、個人情報保護法が実施される前から、業界では、個人情報保護の自主的取り組みや不正対応における保険適用もしてたりと他の金融業種よりもしっかりした体制で収益もあげてきていましたね。

    しかし、今回のグレーゾーン金利撤廃に絡む貸し倒れ引当金の収益悪化など外部環境は厳しい状況にあります。

    消費者金融に留まらず、流通系でも実際の収益の60%くらいはキャッシングの利息収益が柱でしたから。

    もともとのクレジットカード会社の収益構成は①ショッピング手数料(だいたい買い物の際の1~2%くらい)・ショッピングリボの手数料(12~15%くらい)②キャッシング利息(現状、15~18%くらい?)③年会費などでしょう。

    いまは、各社ともショッピングリボ残高拡大のための工夫に知恵を絞っている感じします。

    当然、業界再編はすすむでしょうね。システム投資、維持のコスト負担軽減や、会員数を増やさねばという視点であくまでも銀行主導という方向性で。JALカードも引く手あまただったのは、富裕層でカードの利用率が高い会員が多かったためにどこのカード会社も欲しがりました。電子マネーなど話題性もありの業界ですが、来期以降、収益構造が、まだまだ、不透明の感は否めませんね。