piscoさんのブログ

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大企業のフットワーク

今の大企業のフットワークってやはり尋常じゃないですね。これが10年前だったら、一旦折れた戦略が修正するにはただ裁量を待つだけでも数年単位の期間が必要で、しかもそこから人的リソースを作り上げ、さらに製品開発に数年とかだったのに。

モノの設計に関するソフトの向上ってのは実際には恐ろしいほど効いてきています。自動車の部品ひとつ設計するのに本当の「技術者」が動いていたのは過去の話、今では「技術者」を「名乗る」「誰でもいい誰か」の設計が採用できてしまいます。同じことが製造や販売、人材確保など全ての階層で起こっているので、90年代と比べてもはるかに変化の吸収は早くなっているのです。

株式相場はバブル崩壊のころの幻影を明らかにひきづってますが、そもそも楽観的にも悲観的にも、バブル期との比較ってのはあまり意味をもたなくなってきているような気がします。

ttp://www.nikkei.co.jp/news/main/20071130AT2M2901R29112007.html
2件のコメントがあります
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    すぎまるさん
    2007/11/30 11:54
    90年代と比べ格段にグローバル化が進んだ結果、主要国それぞれの経済というより、世界経済というひとつの市場になって範囲が限定的ではなくなっており、すべての国が影響を受ける形になっているので、おっしゃるとおりバブル期との比較をするのは私もナンセンスだと思います。

    90年代バブル期が再現されるとしたら、個別市場ではなく世界市場がバブルや崩壊になるんでしょうね。
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    オペラ座の怪人さん
    2007/11/30 15:30
    私も技術者を名乗る技術者なのかもわかりませんね。
    今の時代、ある程度のビジネスセンスを持ち合わせて
    ないといけないけど、本当の技術者は物つくりに没頭
    してるもんね。
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