映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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雇用統計、為替にらみ

7月1日の日経平均は9191.60(-191.04)窓をあけて下落。雲、基準線、転換線の下、ボリンジャーはマイナス2σ9273も下抜け3σ9030に接近、MACD RCIも下落。下落の勢いが異様に強い。週足も雲の中を下げ、遅行線と雲の下限の衝突する9191でとまっているが、雲の下限8894あたりをうかがうき。週足ボリンジャーもマイナス2σ8991に接近している。もっとも週足MACDは下げているが、RCIは底ばいにはいった。目先下降の勢いが強いが、雲の下限あるいは11月の安値9076前後でとまるかどうかが問題。これを下に抜けてしまうと、中期も下値のめどがなくなりかねない。

ダウは9732.53(-41.49)雲、基準線、転換線の下。ボリンジャーはマイナス2σ9754の近辺まで下げている。MACD RCIは下降。いったん150ドル近く下げ、11月の安値9703を割り込んだが、戻してきた。週足雲の上限9731でみごとにとまているところだが、週足のボリンジャーもマイナス2シグマ9577に接近、ここでふみとどまれるかどうかはあやしい。これを割ると雲の下限8525がめどになってしまう

ドル円は87.56(-0.86)雲、基準線、転換線の下。一時87円もきるところまで下げ、ボリンジャーはマイナス3σ87.40の近い異常な勢いでドル下落。MACDは下降、 RCIは底ばい。3月の安値を割り込み、11月のドル安値84.79を目指す動きになりそうな気配だ。

ダウも為替もマイナス2σを突破する勢いで下落している。ダウは雲の上限でいったんとまっているが、踏みとどまれるかどうかあやしい。日経平均は、現在の水準をさらに割り込むと、週足雲の下限8894あたりを守れるかどうかという攻防になる。日経平均は下落の勢いがあまりに強く、下げの過程で三つ以上も空ができ、マイナス3σに接近するなどやや行き過ぎの感もありので、いったん戻すかもしれない。だが為替が一時87円も切るようになっているため、為替がさらに円高に進むようなら下げの勢いがついてさらにもう一段大きく下にふれる可能性も否定はできない。アメリカの雇用統計への警戒が強く、アメリカの長期金利の低下が続いており、ドル安円高、債権への逃避が続いているようで、雇用統計次第では、中期の節目をきって弱気相場がいわれるようになるかもしれない。
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