元祖SHINSHINさんのブログ

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嗚呼、懐かしの皇民党事件(実は京都発祥の怪異?)

戦後日本を率いた怪物の正体「自民党の不思議」 別冊宝島1350号
 宝島社 2006年10月15日発行 P.100~101 

「皇民党事件」

 稲川会二代目石井進は自分の会社に近い紀尾井町の交差点で渋滞に巻き込まれた。見知らぬ右翼団体が「竹下総理を実現させよう」との音響で街宣車をのろのろと走らせていたのだ。このとき、石井は彼らを好意的にみていた。それから数日後のこと、石井はその右翼団体を知る京都の会津小鉄会系の知人Mに街宣を止めさせるよう電話を入れた。石井は誰から頼まれたのかMはいぶかりながらも指令に従った。

★「自民党の暗部をさらけ出した」
 いきなり物騒な話で恐縮。人を殺すという表現には、刺し殺すとか焼き殺すなど物理的な作用によるか、あるいは呪い殺すなど霊的精神的なものしか思い浮かばなかった。ところが1987年9月頃から新聞紙上に「ほめ殺し」という言葉が躍るようになった。
 中曽根康弘内閣の後継総理に指名された竹下登に反対する右翼団体が、竹下をほめあげるようなかたちをとって、陥れようとしているというのだ。「カネ儲けのうまい竹下さんを総理にしよう」「偉大な政治家竹下先生を総理にしよう」こんな言葉を連呼する十数台の右翼街宣車が東京のド真ん中に現れた。
 「日本皇民党」という関西方面からやってきたグループで、都内あちこちで交通渋滞を引き起こし、ちょっとした社会問題になった。竹下昇へのほめ殺しとわかって以来、中曽根は竹下総理実現について、この街宣をやめさせることを条件にしてきた。
 そこで竹下は、日本皇民党の総裁である稲本寅翁のもとに政治家を送り込み、カネで解決しようと試みた。名前があがっているだけでも、浜田幸一、小沢一郎、森善朗などが交渉に臨んだが、カネの問題ではないと一蹴されて失敗に終わっている。
 彼らの言い分は「親(田中角栄)の財産をブン取って、しかも病気中だというのにその親を裏切って日本の政治の長になろうなんて許せない」というものだった。明智光秀が天下を取れば日本の教育がむちゃくちゃになる。そんな理屈で、竹下側が提示する億単位のカネを蹴ったといわれている。
 さあ、困ったのは竹下だ。一時は総理になるのをあきらめようとさえしたといわれている。そこへ助け船を出したのが金丸信。「俺たちは何のためにここまで来たのだ。お前を総理にするためではないか」と、蛇の道はヘビ、かねてより昵懇の東京佐川急便の渡辺広康を通じて稲川会二代目の石井進に仲介を頼んだ。
 皇民党が出した条件は、竹下を田中角栄邸に謝罪に行かせるというものだった。何日か後、竹下が田中邸で門前払いをされている写真が新聞各紙に載った。竹下としては生涯で最大の屈辱を味わった瞬間であっただろう。この日をさかいに皇民党の街宣車は東京から消えた。
 自民党とアンダーグラウンドの世界、これらが何かの折には協力関係になるということが常態化しているのではないか、そんな感じがした竹下ほめ殺し事件であった。

★「事件の真相はブラックホールへ」
 石井は渡辺にこんな報告をしている。
「竹下を首相にさせるどころか、代議士の立場も失わせようといている。島根の選挙に3人の『竹下登』を立候補させると竹下の票は4分の1になってしまう。こういうあくどい手を使う連中だ」
 また「自民党の政治家の話はテープにとってある。街宣車に使う予定だ」とも。
 中止させたいなら自分の命を取ってくれと稲本は泣きながら言ったという。相当の腹をすえて街宣を行っていたことはわかる。ある政党の調査によると、皇民党の街宣車は14台、1台に4人乗っているとして、日当、ガソリン代、食事代など考えれば1日あたり50万円はかかっただろうという。
 これらのカネは全く見返りのない無償の行為だったのか、大きな疑問は残る。カネの問題は関係者の間でいろいろ取り沙汰されている。事実として残っていることは、渡辺は金丸に大きな恩を売り、石井は渡辺にまた大きな恩を売り、そして実際に稲本と交渉した京都・会津小鉄会系の人物は、石井に恩を売っている。
 とても一般のもめごとを解決するような金額ではない巨額のカネが動いたと噂される事件だけに、皇民党を動かした本当の黒幕はだれか、興味は募る。京都にいるともささやかれているが、現代日本の暗部にはなお深いものが横たわっていると思わざるをえない。
 それにしても竹下がいったんは総理の座をあきらめたという程の理由とは何だったのだろう。皇民党は東京に現れる前に竹下の地元である島根にも出没していた。竹下には初婚の妻が自殺しているという過去がある。そのあたりのことで揺さぶりをかけられていたのだろうか。
 87年11月に第74代総理大臣竹下登が誕生した。強大な派閥と豊かな資金をバックに長期政権になるものと思われたが、さまざまな金銭スキャンダルに見舞われ、2年に満たない短命の政権となった。
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京都には、すんごい御仁がいるのだなぁ。。
今でも御健在なのだろうか?
御健在なら、フリーメーソンと闘ってくれませんか・・・(泣)

「シェ~ン、カムバック♪」

PS:唐突だが、宝島社がなぜか電子タバコを売っている。
   安いんだなこれが。困った・・・^^;
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登録日時:2010/06/27(11:52)

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