ユリウスさんのブログ

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碁聖戦挑戦手合い -坂井七段の健闘に期待

タイトル保持者 張 栩(30歳) vs 坂井秀至(37歳)

 明日開幕する第35期碁聖戦挑戦手合五番勝負、張栩碁聖VS坂井秀至七段の第1局は宮城県仙台市「茶寮宗園」で行われる。
 異色の棋士、坂井七段が若いがわが国囲碁界の第一人者張 栩碁聖(棋聖・十段・王座のタイトルを合わせ持つ)に対して、どのような碁を打つのか、翔年は大きな期待に胸をワクワクさせている。


 二人の過去の対戦成績は 張 栩 碁聖 2勝 - 坂井秀至七段 2勝となっている。


日付    棋戦名    勝者    結果   敗者( 段位、タイトルは当時 )
2007/03/08 第32期 名人戦 リーグ戦 坂井 秀至 七段 半目 張 栩 碁聖

2008/02/11 第55期 NHK杯 準々決勝 張 栩 名人 中押 坂井 秀至 七段

2008/11/17 第56期 NHK杯 3回戦 坂井 秀至 七段 中押 張 栩 NHK

2010/04/19 第35期 名人戦 リーグ戦 張 栩 棋聖 3目半 坂井 秀至 七段
 

 期待している理由は過去の対戦成績が拮抗しているからではない。坂井七段は京都大学医学部を卒業し、医師の資格を持つという棋士の中では異色の人だからだ。彼は平成13年にプロ試験を受けて関西棋院の棋士になっている。従来から、囲碁界では伸び盛りの10代に別の道を歩んだ人間が囲碁界に入ってきても、高段者にはなれてもタイトルに手が届く棋士にはなれないとされてきた。
 
 翔年はプロ棋士の技量を云々できる資格はないけれど、入段してからの坂井七段を注目し、陰ながら応援してきた。安定した技術をもった一流棋士であることは間違いないが、いま一つ、爆発力がほしいなと思っていた。
 ところが、5月に行われた碁聖戦挑戦者決定戦での山下敬吾九段との一戦は、目の覚めるような戦いぶりで、山下九段の大石をし止めている。
 興味のある方は高野圭介氏の碁吉会HP の棋譜つき碁盤と記事を是非ご覧下さい。高野氏の言葉では「仏壇返しの大技決まる」となってます。
 その後、関西棋院の第一位決定戦においても、中野九段の大石を屠って大勝しました。この二つの勝ち方があまりにも華やかなので、翔年はひょっとしたら坂井七段は一皮むけたのではないかと、思うようになったのです。
 
 張 栩碁聖に対してどんな戦いをするのか、タイトルに手が届く棋士に成長しているのか、大きな期待を込めてこの碁盤勝負を見ていたい。
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登録日時:2010/06/24(00:13)

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