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カブコム証券がMAXISシリーズ3銘柄をフリーETF化

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カブコム証券がMAXISシリーズ3銘柄をフリーETF化
http://www.kabu.com/company/pressrelease/2010/20100617.asp

カブドットコム証券で三菱UFJ投信のMAXISシリーズETFの3銘柄が売買手数料無料となる。明日開始予定。
以前は、期間限定キャンペーンでMAXISコア30連動ETFの買い付けが無料ということがあったが、今回の「フリーETF化」には特に期限はない。
売買手数料が無料ということは、カブドットコム証券の特徴である「自動売買」も手数料無料で使えるということでもある。「成行注文との手数料差525円を節約したいから自動売買は一度も使ったことがない」というヒトは、一度使ってみればどうだろうか。

フリーETF化したMAXISの3銘柄を、野村AMが運用するNEXT FUNDSシリーズのETFと比べてみる。

(1)信託報酬
MAXISシリーズの日本株ETFは、同じベンチマークに連動する他社のETFよりも信託報酬が安い。
1年間の信託報酬(税別)を比較すると
TOPIX 0.078% vs 0.11%
日経225 0.17% vs 0.22%
コア30 0.19% vs 0.22%

(2)執行コスト
MAXISシリーズETFの売買代金は、先行して上場した他のETFと比べると大きく見劣りする。
しかし、投資家が注目すべきなのは、売買代金ではなく売買執行コストである。
MAXISシリーズETFのザラ場の板は十分厚く、個人投資家の売買によって価格が変わることはないだろう。
しかし、ザラ場の売買スプレッドはNEXT FUNDSの1321や1306と比べると、1tick程度広いことが多い。
3枚の画像は本日大引けの板の様子である。引けの最良売買気配値とNAVとの乖離率の推移は、以下のWebページを参照のこと:
http://homepage3.nifty.com/~miyaken/investment/

執行コストはMAXISがやや劣るが、売買手数料が無料であること、信託報酬が安いことを考慮すれば、日本株インデックスを数年以上ホールドする予定の投資家はMAXISシリーズETFをカブドットコム証券で購入することを検討する価値はあるだろう。
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