コモディティバブルさんのブログ

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NYダウ終値で10000ドル割れ

底値から400ドルリバウンドしたものの、引けにかけて、売られ、半値戻し水準の9974.45ドルで取引を終えた。
ユーロドルは年初来安値更新寸前まで売られている。本日市況が悪化すれば、底割れの可能性が高い。
本格的に買っている向きは割安さとテクニカル面だけなようだ。テクニカルで売りを示唆すると短い足でもかなり反応しやすいようだ。
ユーロに底打ち感が見えないと、機関投資家も持ち越すことが少ないように思える。
本日、おとといの下落で追証が発生する日。今日でさらに安値を更新するようだとまた買えないということになる。
そろそろ機関投資家やファンドなどのルール的な損失確定がでてくる気がするので、短期以外の買い向かいは、まだ早いか。

売られたきっかけは中国がユーロ圏諸国再建の保有見直しと報道されたこと。
中国が実際に売れば、売りインパクトは強烈。
ユーロの変な売り圧力には要注目。

9:45
不安は台頭しているものの商社などの一部の大型株はテクニカル的に買いシグナルが点灯。実際にも買われている。テクニカル的なシグナルにはとりあえず買いで反応しているようだ。原油相場が戻りを試していることもある。続くかどうかはわからない。
NTTにも買いシグナルは点灯しているが明日のTOPIXのリバランスの影響か上値は重い。パワーをためているようだと月曜に大幅上昇も。割安さから月曜に安全に買っても問題なさそうだ。3755円あたりを超えてくると一気に買いがきそう。それでも、PER10倍割れ。

13:30
ゴールドマンサックスのリポートによると米国投資家の間では日本株に関心が高まっているらしい。ユーロ売り、欧州株売りに反応しなくなったとき、日本の内需株はおもしろくなりそう。昨日の買いなどは、年金系という解説がよく見られたが、バラ場中の現物を買っている主体は、実は外国人なのでは。
欧州株が下落した相場でも、外部環境に業績が左右されない完全内需などはおもしろそう。
後場になってNTTなどの情報通信が上昇してきたのもこのリポートのせいかも。
欧州系ヘッジファンド、米年金筋が買っているとの観測。欧州株などから非難してきた資金が買い向かっていると想像する。
ただ、以前として、不安は消えていない。

米国株、日本株の買い基調が続けば、欧州売りの日米買いになるのかも。
ただユーロに業績の影響を受ける企業は、買うべきではないだろう。

17:30
昨日のNYダウが引けにかけて売られた報道は単なる噂だった模様。
買い向かわせないためのネタだったのか。
NYダウはとりあえず、この報道によって下げたところが大きいので100程度の戻しは期待できそうだ。
明日は金曜日、今週の週足は大きな下髭となりそうな予感。明日終値で9754を超えていれば、下髭陽線となり、底打ち感がでる。
中国と韓国のユーロに対する投資姿勢が示されたのは東京市場引け後であるので、明日の寄り付きも堅調なのではないか。

22:30
ユーロだけをはずして円安に振れている。ユーロだけ買い圧力に乏しく上昇は限定的。ユーロ安に反応しない相場環境が出来上がりつつある。
ユーロの下落を都合よくとらえる風潮がではじめている、「ユーロの下落はユーロ経済にとって有益」(byオーストリア中銀総裁)。
ユーロ下落のなか、リスクをとれる環境を作ろうとしていることが伺える。
またゴールドマンサックスが日経10000のPUTを2001枚買っていたことや、他の外資系が9750のCALLを売ったところを見ると、明日以降、ショート目線投資家のショートカバーが一気にきそうな気がしないでもない。
NYダウがこのあとも上昇し続ければ、今週、本当に日経の週足が大きな下髭陽線になってしまう。

戻りはとりあえず、最高で10330を想定。下落開始時のしこりの下値付近ということと、日経平均先物の高値と安値のちょうど半値戻しがこのへん。また200日移動平均線もこのへんにある。
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