カいさんのブログ

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表現のレベル



私が個人的に「<表現のレベル>に入る」と言っている、独特の感覚がある。
おそらくあらゆる芸術・表現において存在する感覚だと思うのだが、一番わかり易いのは演劇・お芝居だ。
いわゆる棒読みというのが、セリフが喋れているという<カタチのレベル>。
その次に……単語を強調してみたり、声色を変えてみたり、節回しを工夫したりという<技巧のレベル>に入ることがある。
これは実はお芝居では素っ飛ばす可能性があるが、音楽、特に器楽では必ず通るところだと思う。
その先が<表現のレベル>だ。
私の場合、才能がないからか歌でこのレベルに入るまで10年以上かかったと思う。
この感覚は芝居だろうが歌だろうがギターだろうが変わらない。
一芸に通じると万芸に通じるということの一端であろう。
もちろん専門の練習をしなければ感覚は使いこなせないだろうが、そういうことである。
おそらく、そこそこ才能のある人間は、はじめから<表現のレベル>に入っているのではないだろうか。
表現感覚がない人が<表現のレベル>に入るならば、芝居の練習をしてみることをおすすめしたい。
演技は技巧があまりないだけに、トレーニングというのはほとんどこの域を目指す練習ばかりであり、逆に言うとこのレベルが基本なのだ。
さて
<表現のレベル>では、表現にイメージが先行する。
イメージの操作で表現を操作する。
言ってしまえばそれだけなのだが、なかなかそこに気付けないものだった。
<表現のレベル>の先は、表現したいイメージを表現するに足りる技術の習得と、イメージ自体の鍛錬となる。
イメージ自体の鍛錬というのは、何を表現するのかという表現の根源にかかわる部分である。
ここにも何らかの上達論がおそらく存在しうるだろうが、私にはまだよくわからない。
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