映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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ユーロ危機出口見えず

17日の日経平均は10235.76(-226.75) 雲を大きく下に抜け、遅行線も雲を下抜け、、ボリンジャーはマイナス2σ10244を下に切り MACD RCIも下降。週足雲上、週足基準線10242のすぐ上、週足ボリンジャーはマイナスσ10369を下に抜け、週足MACD 週足RCIも下降。目先は三角保合を下に抜けてしまって、下値にめどがなくなるような下げだが、中期の節目週足基準線はかろうじて保っているところだが、守りきれるか心もとなくなっている。 

ダウは10625.83(+5.67)雲の中、基準線10563の上、ボリンジャーはマイナスσ10749の下、MACD RCIは下降だが下げどまりそうにもっみえる。週足も基準線10565の上をなんとか維持している。ながい下ヒゲを出しており、下値はかなり堅いようだが、上値も切り下がっており、大きな三角保合となっていて、近々どちらかに離れそうだ。日足のボリンジャーはマイナスσを回復できておらず、中期の節目を保てるかどうか、微妙である。

ドル円は92.53基準線、転換線の上で 雲上91.95の攻防となっている。遅行線、ボリンジャーはマイナスσ92.21近辺におちてきており、MACD RCIも下降。週足は雲の下限91.87のすぐ上。ドルの長期下げトレンドを抜けられずに、ドルがさげてゆく過程にあり、ドルの上値が重くなっており、じわりと円高へ進んでいる。

ユーロはいぜん下げどまらず、日足も週足も、マイナス2σをふりきっており、月足すらマイナス2σに届いている状況で、下値の目処を失っている。ユーロ圏が大胆な対策を打たない限り、2005年の1.16ドルあたりも危うい。ダウも日経平均も、ユーロ安からくるリスク資産の逃避と、比較的良好な経済指標との綱引がつづいているが、中期の節目を保てるかどうか微妙な状況に追い込まれつつある。しかしユーロ圏の対策には手詰まり感があり、ストッパーがかからない感じになってきている。オバマ大統領が心配しているように、ユーロやECBを支えきるという国際社会全体の毅然とした態度で、売り方に立ち向かわないと、せっかく立ち直ってきた世界経済全体が頓挫しそうになってきている。間に合うかどうか。
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