ヤマハ発動機が上げ幅拡大・第１四半期でほぼ年間予想利益を達成

[agawaさん]

ヤマハ発動機（７２７２）が後場高い。昼休みに発表した四半期決算では、通期予想に対する第１四半期の進捗率が営業利益で９６％、経常利益で１５５％となっており、足元好業績を評価する買いを集めている。ただ、全体相場がマイナスに転じるなど軟調になっていることから、買い一巡後は伸び悩んでいる。

主要事業であるレジャー商品の需要回復には至っていないが、アセアンでの二輪車の販売が好調に推移した。先進国事業の収益構造改革による償却費や人件費の圧縮などもあり、前年同期の赤字から黒字転換となった。

同社は昼休みに、第１四半期の決算を発表した。１０年１－３月期の連結営業損益は９６．１１億円の黒字（前年同期は１５５億円の赤字）。連結経常損益は１６６億円の黒字（前年同期は１６２億円の赤字）。連結純損益は７５．１１億円の黒字（前年同期は１５７億円の赤字）。

中間期（第２四半期連結累計期間）・通期の業績予想は従来予想を据え置いた。１０年１２月通期の連結営業利益は１００億円予想。連結経常利益は１００億円予想。連結純利益は０億円予想。

ヤマハ発動機の株価は１２時４６分現在１３４８円（△４３円）。
開示情報