宮ちゃん◎リーマンさんのブログ

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[人物伝]池田敏雄氏の生と死(1/2)

「巨象」への挑戦

「巨象」と「蚊」の闘い

全国の人々が毎日のように利用する銀行のATM(現金自動預け払い機)、最先端技術の粋を尽くして計算されるロケットの打ち上げ軌道、台風や猛暑、大雪などの複雑な気象の変化を察知する天気予報、そして、日々進化しながらわれわれの暮らしに様々な利便を与えてくれる家電の設計……。こうした開発のベースとなっているののが、20世紀最大の発明と呼ばれる「コンピューター」である。一日450万件、10兆円に及ぶ日本全国の銀行間の為替取引をつかさどるのも、東京と大阪に置かれた最新鋭のコンピューターシステムである。

戦後、コンピューター市場に君臨したのはアメリカの大企業『IBM』であった。その市場を握るものは世界を制すといわれるなか、IBMは世界市場の7割を抑え、高い技術で他を圧倒した。その存在は「巨大な象」と呼ばれた。

ところが、いまから約50年前、その巨象に無謀にも闘いを挑んだ日本の電話機会社があった。富士通信機製造。売り上げ高は業界最下位。会社の未来のため、新たな事業展開が必要だとして、日本企業で初めて本格的なコンピューター開発に挑戦し...
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登録日時:2007/10/31(01:38)

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