円は一時１０９円台

[agawaさん]

東京外国為替市場で円相場は上げ幅を拡大。一時１ドル＝１０９円８５銭程度まで上昇した。２００６年５月１７日以来約１年半ぶりに１１０円を突破した。アジア株が下げ幅を拡大していることや、町村信孝官房長官による円高容認と受け取れる発言が手掛り材料になっているという。
町村官房長官は、「現在の水準についてコメントしない」とした上で、「輸出産業にとって円高は厳しいことだが、日本国全体としては忌むべきものとしてみることは間違っており、基本的には良いことだ。長い目で見れば、円高というのは日本の価値が上がること」「為替は金融当局者が売ったり買ったりということはあるが、政府として『この水準を維持するためにどうこうする』ということはやるつもりがない」と述べた、と伝えられた。