TIW藤根 靖晃さんのブログ

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【太陽インキ製造】中国向け低価格品の強化と、高付加価値の新…

中国向け低価格品の強化と、高付加価値の新規分野の開拓を進める

<当面市場平均並みの株価展開を予想>
現在の株価は、来期TIW予想PERが18倍台で割高感はなく、当面市場平均並みのパフォーマンスをTIWでは予想。強気に転じるには、今後の中国事業の拡大や高付加価値の新分野開拓等により、収益及び収益性の水準をもう一段引上げることができるか見極める必要があると考える。

<通期業績は上ぶれの確度が高まっている印象>
10/3期3Q(10-12月)は前年同期比43%増収、営業損益が13億円強改善した。2Q(7-9月)との比較では微減収、営業減益となったが、9月の特殊要因を踏まえれば一服感は想定の範囲内だろう。セットメーカーの昨年末の在庫水準は健全で、今4Q(1-3月)に大幅な落込みは想定しづらい。通期業績に上ぶれ余地は一段と高まったとみる。

<来期も増収増益は維持できよう>
同社は中国向けに足元で需要の強い低価格品の強化と、高付加価値の新規領域(LEDバックライト向け白色レジストやタッチパネル向け導電性材料等)の開拓を進めている。来期は最終製品の堅調な需要増を背景に、主力のSR(ソルダーレジスト:プリント配線板[PWB]の表面に塗布し回路パターンを保護する絶縁膜となるインキ)の販売数量が伸びるとみられることや、新分野の売上貢献などで増収増益基調は維持できるとTIWでは予想。為替動向には注意が必要だ。(服部 隆生)

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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