NYを追いかけられるか

[映画ずきのしんちゃんさん]

24日の日経平均は10198.83（-153.27）基準線10377に届かずに、転換線10231を窓を開けて下に切ってしまった。ボリンジャーはマイナスσ10046にはとどいていないし、MACD,RCIも上昇しているので、下げに入っているとはいえないが、この水準を保てないと、週足基準線10029あたりまで調整する可能性もある。週足は雲の上9967、基準線10029の上であり、MACDはプラス圏。ボリンジャーはTPを切っているがマイナスσ10034の上なので、一応上昇はまだ維持していると思われるが、RCIが下げており、しばらくもたつく可能性を示唆している。まもなく週足の雲のねじれがまっており、日足、週足のボリンジャーバンドが狭まっているので、どちらかに転換がくることが予感される。

ダウは10374.16（+91.75）大きく戻したが、まだ昨日の始値、19日の高値10438までは届いていないので、戻りが続くかどうかが問題。こちらは基準線10282の上で、、雲の中だが上昇の基調は維持、RCI.MACDも上昇しているがしているが頭を丸めており、ボリンジャーはプラスσ10414の手前で上昇に勢いがあまりなく、バンドも狭まっており、目先なお不安が残る。もっもと週足は基準線、転換線10282の上を維持。ボリンジャーはTPの上で一応上昇局面だがプラスシグマの前で勢いはない。MACDはプラス圏を維持しているが、RCIともども下降しており、長期は上昇だが週足レベルでの調整がつづいていることを示唆している。こちらも3月末に雲のねじれがくるので、期末にどちらかへの転換がきそうである。

ドル円は90.15基準線90.48を下に抜け、ボリンジャーもTPを割ってきているので、円高含み。週足は89.29の基準線をまだ維持しているがTP90.53は割り込んできていて、MACDはマイナス圏、RCIも下げており、勢いはないもののやはり円高含み、長期のトレンドラインに挑戦して再び失敗、円高へふれやすい様子である。

新築住宅販売は過去最低と厳しい内容であったが、バーナンキFRB議長の議会証言で低金利を長期に維持することが強調されたことから、ダウは戻している。円高含みであり、トヨタへの厳しい追及がつづいていることが気になるが、日経平均もダウを追いかけて節目を回復出来るかどうか。週足からみると長期は上昇基調を維持していると期待したいが、目先はもたつきそうだ。