あおぞら郵船さんのブログ

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2/18 下げ止まりか?


【取引銘柄】
(買・売)第一三共 200株 1,766→1796円 +3,800円
 
【ポートフォリオ】
・第一三共 300株 1,889円→1,806円 -26,000円
・第一三共 300株 1,823円→1,806円 -6,200円
 
(含み益-32,200円 実現益+3,800円 余力90万円)
 
昨日は久々の気持ち良い大幅上昇でしたね。
ギリシャ問題ではデリバティブによる隠蔽工作などしこりも残っていますが、概ね織り込んだ感があり、
ドル円相場も一時、1ドル91円台を回復したことで、一息つけた感じですね。
 
私の方は、第一三共があまりに一方的に下げ続けていたので、底値で拾って、翌日に利益確定しておきました。
今年に入って、初めての利益確定です。
なるほど、やはり『あまりに下げ続けている価格』で買えばすぐに利益確定できるという好例ですね。
よく言われることとして、「株は買うよりも売る方が難しい」などと言われますが、絶好のタイミングで買いさえすれば、すぐにでも利益確定できるわけで、『株は買うタイミングが全て』と言って良いのではないでしょうか。
 
第一三共は、いよいよ、2月25日にランバクシー社の決算発表が、3月12日には新中期経営計画の発表があります。
特に、虚偽データ問題でのFDAによる禁輸措置や、デリバティブによる評価損の問題など、これまで振り回されてきたランバクシー社について、ここで一度、洗いざらい綺麗さっぱりとしておくことができれば、アク抜けにも繋がるのではないでしょうか。
ランバクシー社は、今後、1兆円以上の売上げを誇る世界一位の高脂血症薬リピトールの後発薬を、2011年11月30日に販売開始、そして、180日間の独占販売期間を得るという内容で、08年6月18日にファイザー社との間で和解が成立しています。
今世紀最大の大型医薬品のジェネリックの半年間の独占販売がランバクシー社に認められるということは、非常に大きな材料ですね。軽く株価が1.5倍になる程度のインパクトはあろうかと思います。
もっとも、1兆円以上の売上げを誇るリピトールのジェネリックは何億円売れるだろうかというのは蓋を開けてみないと分かりませんが。
このリピトールの件が騒がれるのは今年末から来年になるでしょうか。それまでに仕込んでおいて一儲け、という作戦は誰でも考え付きますね。
今月2日にクレディ・スイス証券が第一三共の目標株価を1400円に引き下げたのもそういった意図があるのかないのか、どうなんでしょうね。

・ランバクシー社のプレスリリース(英文)
http://www.ranbaxy.com/news/newsdisp.aspx?cp=890

 
さて、巷の目下の関心事は、例のトヨタのリコール問題です。
ブレーキなどの不具合で、過去最大の810万台をリコールするとのことで、さらに、対応が遅れたことや会見での説明不足への批判が巻き起こり、米国議会で公聴会が開かれるという騒ぎになっています。
トヨタは言うまでもなく売上高20兆円を誇る日本企業の旗艦ですので、否応なく関心を向けざるを得ませんね。
 
一部報道では、トヨタが1年前に不具合の存在を把握していたにもかかわらず抜本的な対応を行わなかったという話もありますが、これは本当なのでしょうか。もしそれが本当であれば、日本最大の優良企業であるトヨタとしてあるまじき事でしょうね。
事業拡大とコスト削減、リストラを進めるあまり、人材の育成不足、品質管理能力の低下を招いたということであれば、本末転倒としか言えないように感じます。
日本最大の優良企業であるトヨタですらこのような過ちを犯すということは、教訓になります。
 
・ロイターの記事
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-13936920100217

・ウォールストリートジャーナルの記事
http://jp.wsj.com/Business-Companies/Autos/node_31421

 
 
「弘法も筆の誤りだね~」




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