映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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ダウ急落

3日の日経平均は10355.98(-48.35)。小幅安。転換線10348をなんとか維持しているし、RCI、MACDも反発してきた。週足は転換線10408に届いていないが、雲の上10231は維持。ただNYの急落をうけて、目先大幅下落は避けられない。ダウにつれやすして、週足基準線10029、雲の下限9257、月足転換線10016を維持できるかどうかが当面問題である。このあたりを維持できないと、中期、長期の調整局面にはいりかねない。

ダウは10002.18(-268.37)。反発が期待されていたが、急落して、雲の下限10097も下にぬけてしまった。マイナス2シグマをきっており、下落の勢いはきつい。週足基準線9923月足基準線9874をなんとか維持しているところ。これを下に抜ければ、中期長期の調整に入りかねない。

ドル円は88.98。転換線90.08を下に抜け、雲の上限89.23も破り、雲の下限88.56の直前でとまっているところ。ここを下抜けると84.79の去年11月の安値が視野に入ってくる。

失業保険申請件数が増加、ギリシャ、ポルトガルの金融不安が拡大してダウが急落している。金融不安で円高方向。雇用統計によっては、さらに追い討ちの可能性もあり、中期長期の節目が守れるかどうか、重要な潮目にきている。しかしアメリカの小売の売り上げは伸びており、やや過剰反応という気もしないではない。また政府の赤字というのであれば、ギリシャなどいわゆるPIGS諸国などより日本の方がよっぽど悪く、円がどんどん買われるというのも、考えにくい。日本の国債は国内で消化されていたので、あまり為替に影響がなかってきたのだろうが、それも限界にきているので、理屈では、円高にもそろそろ限度があると思うのだが。とはいえマーケットは常に行き過ぎるので、市場の指標に注目だ。
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