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はな:西王母 、つばき

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はな:西王母 、つばき 2010年01月11日
はな 美しき仙女 西王母:能の中では桃の花だが、加賀侘助の実生で美しさを表したのだろう。いい名前だ。孔雀と鳳凰と迦陵頻伽が飛び交う中から西王母が降りて来る様を思い浮かべる。徳川園2010.1.7(Y)

種:ツバキ
産地:石川
花姿:淡桃地に外弁が紅のぼかしの一重、筒咲き
花の大きさ:中輪
花期:9~4月
葉形:やや長楕円、中形
樹形:立性、強い
来歴:幕末に金沢で作出と伝えられ、加賀侘助の自然実生との推測もあるが、詳細不明
(樹木公園 つばき図鑑:石川林業試験場樹木公園で見られる椿・山茶花品種の「図鑑」より)
能では「周の穆王の元に美しい貴女が、帝の威徳によって咲いたという三千年に一度開花結実する桃の花の枝を献上しに現れる。 この女は西王母の化身であり、桃の実を持って来るために一度天上へ帰って行く。 帝が管弦を奏させて西王母の来臨を待っていると極楽の鳥である孔雀と鳳凰と迦陵頻伽が飛び交う中から西王母が降りて来る。 桃を捧げた西王母は美しく舞いながら天上へ帰って行く。」

西王母(せいおうぼ、さいおうぼ)は、中国で古くから信仰された女仙、女神。姓は楊、名は回。

九霊太妙亀山金母、太霊九光亀台金母、瑶池金母などともいう。

王母は祖母の謂いであり、西王母とは、西方に住する女性の尊称である。すべての女仙たちを統率する。東王父に対応する。


日本画に描かれた西王母と武帝周の穆王が西に巡符して崑崙に遊び、彼女に会い、帰るのを忘れたという。また前漢の武帝が長生を願っていた際、西王母は天上から降り、仙桃七顆を与えたという。

現在の西王母のイメージは、道教完成後の理想化された姿である。本来の姿は「天れい五残(疫病と五種類の刑罰)」を司る鬼神であり、『山海経』の西山経及び大荒西経によると、

「人のすがたで豹の尾、虎の歯で、よく唸る。蓬髪(乱れた髪)に玉勝(宝玉の頭飾)をのせていて、穴に住む。」
という、半人半獣の姿である。 また、三羽の鳥が西王母のために食事を運んでくるともいい(海内北経)、これらの鳥の名は大鶩、小鶩、青鳥であるという(大荒西経)。(Wikipediaより)

6件のコメントがあります
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    葉がツヤツヤできれいですね。

    日本の美術は深く中国に影響されていますね。
    書いてらっしゃる文章で墨絵のような天女の絵を想像します。

    小さい頃、野山の椿をたくさん持って帰り
    仏壇に飾って叱られたことを思い出します。
    母がお花を供えていたのでそうするものだと思ったんですけど
    首から落ちる花はダメということでした。
    じゃ、最初っから教えてくれよ〜という感じですが。
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    yoc1234さん
    2010/1/11 18:57
    ニャンママさん  こんばんは。

    最近お茶の会などのとこに行くと手水鉢や竹の中につばきを生けて、風流を味わうようです。

    武家のお家では椿は不吉ですが、お茶の世界ではいいのでしょう。

    お母様は武家の出の先祖がいらっしゃるのでしょう。
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    リモネンさん
    2010/1/11 22:17
    yoc1234さん  こんばんは 。

    もう、ツバキの花が 咲きましたか~ ?

    こちらも、 昼間は 眩しい日が 差しましたね~   (^o^)ノシ

    >「人のすがたで豹の尾、虎の歯で、よく唸る。蓬髪(乱れた髪)
      に玉勝(宝玉の頭飾)をのせていて、穴に住む。」

    元祖、 肉食系 女子 ?  ですかね~  (笑)
     
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    ローズガーデンさん
    2010/1/11 22:32
    こんばんは。


    椿は寒さに強いですね。

    寒椿があるくらいですから。

    山茶花も咲いてきています。

    それにしても

    西王母 とは品のある名前ですね。
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    yoc1234さん
    2010/1/12 00:24
    リモネンさん こんばんは。

    想像の世界ですね。

    椿も色々あるようです。

    うまいなまえです。
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    yoc1234さん
    2010/1/12 00:30
    ローズガーデンさん   こんばんは。

    椿はこの時期の花ですね。

    サザンカはメジロなどが来てにぎやかです。

    いい名前を付けられ、このはなも幸せでしょう。

    加賀の意気込みが感じられます。
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