最悪のシナリオ

[元祖SHINSHINさん]

「ボス、日本のタマキンとかいうお公家さんから電話です」
「あん、タマキン？　まぁよこせ」

「ヒッヒッヒ、親分、御無沙汰しています」
「で、なんか妖怪？」
「実は為替のことなのですが・・・」
「ん？」

「このまんま円高に行くと、民主党が危なげ。そこで相談です。看板料に糸目はつけませんので、何とか仕手相場を打てませんか？」

「そういうことなら、そうだな、ベンちゃんに住宅ローンを固定に書き換えさせて、意思表示しようか？」
「えっへっへ、それは妙案で！」
「では、年末のアノマリーに賭けてそう仕向けよう」

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「親分、例の日本から来たタマキンの仕手レース、乗るんですかい？」
「アホこけ。そんなに円安がいいのなら、お望み通りそうするまでだ」
「へっ？ドル安路線ではないのですか」
「てめえも極道のはしくれなら、頭を使え。そもそもドル円レート何ぞ、どうでもいいんだ。」
「・・・・」
「アホだなお前は。超円安・インフレにして日本を破綻させりゃあ、米国債は自然消滅なんだよ！そうだな、１ドル＝１万円にでもしようかえ。それで、何か文句でも言えるのか日本によ？丸腰で米国と戦争するんか？」
「ゲゲッ、それじゃぁ日本は、ドル安だろうがドル高だろうが損するってわけですね」
「あたぼうよ。そのあとマンマと日本企業を乗っ取り、日本人労働者何ぞ、切り捨てるのよ」
「さすがは親分、悪ですのぅ」
「まぁ少なくとも、ＪＡＬに関しては思惑どおりだな。日本人を騙すのはチョロイものだ。ワッハッハ！」

「親分、これにはロス茶の関心も惹くこと請け合いですね。作戦刻時が決まったら、ソロ酢どもにも連絡を入れます」

「おう、あのポンド危機の再来だな、ヤラセ円危機でよ。ボッロ儲け確定だぜ、ギャッハッハ＾＾」