映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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アメリカの金利が上昇しているが・・・

14日の日経平均は10105.68(-2.19)とほぼ寄引け同値だが、長い下ヒゲを引いた。ローソク足の形は下値から大きく戻していて強い。雲の中だが、転換線、基準線の上、ボリンジャーもプラスシグマの上で、目先は上昇基調といっていい。週足も基準線、TPをこえてきている。月足のRCIはまだ下降中であり、基準線も下落中なので、本格的に高値をこえてくる力があるかどうか。

ダウは10501.05(+29.55)と小動き。12月4日の高値10516のすぐ手前である。抜けられるかどうか。基準線、転換線の上で、RCI,MACDは持ち直してきているようにもみえる。ボリンジャーはプラスシグマであるが、バンドが急速に狭まっているので、どちらかへの転換を示唆している。再び上にぬけるか、調整にはいるか、要注意だろう。週足は転換線、基準線の上で上昇基調、月足は基準線を抜けたところで一応上昇基調に位置している。

ドル円は88.57、基準線87.81、転換線88.47の上だが、ボリンジャーは88.51のTPの近辺でややドル強含みだがまだ方向感は明確ではない。週足はいぜん91.68の基準線の下であり、TP89.58の近辺でこちらも方向感が明確ではない。

チャート上は日経平均が強い足に変わってきた。ドバイが片付いたと思ったら、メキシコにも火がついたようだが、シテイの公的資金返済など好材料を買ってダウは高値をぬくかどうかと強い調子である。金融緩和をうけたカネ余り相場なのだが、いつまで続くか。米国債10年ものの金利は上昇しており、日足は雲の上、日足ボリンジャーではプラス2シグマ近辺、週足ボリンジャーもプラスシグマを突破しており、上昇の勢いは強い。これが景気回復を背景にしたものであれば、金利と株の同時の上昇ということになるだろうが、そううまくいくかどうか。一方ドル高にふれてくるようなら、東京には追い風になるだろう。
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