映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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ダウ戻したがまだ円高トレンド

4日の日経平均は10187.11(-27.53)転換線10455の下、21日の安値10142の直前で切り替えした形だが陰線が続いている。25日線を下回っており、5日線と25日線がデッドクロスして25日線が下向きつつある。ボリンジャーはマイナスσの下で広がりつつあり、RCI,MACDも下降。いずれの指標も目先はまだ下降トレンドである。週足のほうは、転換線9908の上であるが、ボリンジャーはプラスσをきってきてTP10043に接近する動きで、上昇トレンドはきえて横ばいになりつつあるもののまだ下降トレンドとまではいかない。

ダウは9441.27(+96.66)。基準線9351を奪回、転換線9441.57のところまで回復してきた。5日線、25日線も上回ってきているが、まだボリンジャーのプラスσ9481にはきていない。RCI、MACDはなお下降なので、これから切り替えして上昇トレンドを取り戻せるか、微妙なところにきている。もっとも週足は転換線8858の上、ボリンジャーはプラスσ9409を回復しており、週足の上昇基調は維持している。


ドル円は92.99。戻してきたがまだ転換線93.25の下でボリンジャーもマイナスσ93.28の下で、バンドは広がっており、目先のドル安円高トレンドは変わっていない。週足も転換線94.82の下、ボリンジャーもマイナスσ93.48でバンドが広がっており、中期トレンドも円高である。

アメリカの雇用統計は、予想より多少ましだがまだ減少が続いており、失業率は悪化。9.7%と10%目前になっている。ダウは戻しており、切り返せるかどうか微妙なところにきているが、米国債は3.35と、転換線3.395の下、日足ボリンジャーもマイナスσ3.4をきっており、切り替えしてこれるかどうか、疑わしい。週足を見ると、基準線3.247の上を維持しており、雲の上であるが、ボリンジャーはマイナスσ3.415の下。まだ決定的ではないが、中期も上昇から下降トレンドへ崩れそうになっているといったところだろうか。

どうも金利から見る限りアメリカの景気の先行きについては、大底は打っているとものの、懸念が広がっているようにみえる。ダウは目先切り替えしてきているが、続くかどうか。円高トレンドもまだ転換していないので、東京のほうは切り返せる勢いがあるかどうか、やや苦しそうだ。
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