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ユリウスさんのブログ

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民主党のお手並み拝見

 今回の衆議院議員選挙は地すべり的民主党圧勝に終わった。この流れを作ったのはかつて「自民党をぶっこわす」といった小泉元首相の功績であると思う。その後を受け継いだ安倍、福田、麻生内閣は小泉改革から後退に後退を続け古い自民党に戻し、その体質丸出しの麻生総理が、自ら自民党に止めを刺して仕上げをしたと見てよい。麻生総理の決断力の無さは眼を覆うばかりで、自身の身の引き方さえ誤ったと思う。自民党は負けるべくして負けた。惨敗の自民党は茫然自失で党総裁の人選すらできない状態らしい。

 一方、308議席を獲得した民主党は政権作りを始めている。現段階では何も決まっていないので、我々はお手並みを拝見するしかないが、鳩山民主党の最近の動きから、賛同できることと危惧することなどを、若干記しておきたい。

1 鳩山代表の言葉で特によかったもの
○ 人事の決定時期について「一気に決めなければならない。首相指名と同時に決めるようなスピード感をもって決めたい」(8/31)
○ 「人事は代表の専決事項で、党三役の中で議論することはない。私一人で決めて結論を出す。(特別国会での)首相指名選挙後に一気にやりたい。それまでは外に漏れない形で行いたい」(8/31)
→ 久々に歯切れのいい人事に関する正論を聞いた。麻生前総理の組閣の際は情報がダダ漏れで、バカバカしくて見ておれなかった。大臣になりたい人や子分を大臣にしたい人に猟官運動をする余地を与えてはいけない。


2 日米関係の基本 -外交がアキレス腱になる?
 民主党は選挙期間中から少しずつ現実的な政策にシフトしていた。3日未明の米国、オバマ大統領との10分間の電話会談は挨拶程度としても、発言から今後を占うことができる。
「建設的に未来志向の日米関係を築きたい。大統領は気候変動問題や核廃絶でリーダーシップを発揮しておられる。我々も同じ気持ちで考えている政党だ。経済でも緊密に協力し、(景気を)改善したい」
「日米同盟が基軸だということを確認した」
→ 「建設的未来志向」は中国共産党がよく使う常套句だ。ここでは使って欲しくなかった。そもそも民主党の外交政策は危なっかしいものを含んでいる。今後どれだけ現実的路線をとることができるのか、見守っていきたい。
 例えば、先の通常国会では審議拒否した対北朝鮮制裁目的の貨物検査特別措置法案を秋の臨時国会では政府として提出側に回る。


3 不可解な連立協議 - 現実的な対応策がとれなくなる恐れあり
 民主党は社民、国民新党に呼びかけて2日に連立政権樹立に向けて協議を始めた。衆議院で308議席の大政党ではあるが、参議院では社民、国民新党の協力がなければ過半数に達しないから、安定した政権運営のために必要だという判断らしい。
→ ちょっと安易な判断ではないかと思う。中身に問題がありすぎる。社民党の福島党首は「私は自衛隊の海外派兵反対、沖縄の基地問題、憲法改正案作り反対を訴えてきた。連立協議のなかでもしっかり主張してまいりたい」と2日の全国代表者会議で明言している。理想論としては理解できるけれど、現実の世界情勢、政治状況とはかけ離れている主張だ。誤解を恐れずに言えば子どもの論理だ。
民主党は政権を取った以上、今まで以上に「現実路線化」が必要となるはずで、社民党と組んだが最期、内外に山積する課題に迅速に対応できなくなるのは火を見るよりも明らかだ。
 例えば、あれだけ反対したアフリカ・ソマリア沖での自衛隊による海賊対策も認める立場に立つのだから。

上の危惧の他に、小党が連立政権を組めば、必ず独自の理屈を立てて目立つことをするに違いない。いわゆる自己主張だ。これにいちいち対応して時間を取られたり、妥協したりしていれば、国民から308議席も与えられて何もできない政権になってしまう。

4 民主党鳩山代表の舌禍が心配
 鳩山さんは育ちも人柄いい。むしろ良すぎる。白々しいウソは言えない。今までにもなんどか、本音がポロッと出たことがある。野党の党首ならそれでもよかったが、一国の首相になればそれではすまない。舌禍事件をひき起こす心配は否定できない。
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2件のコメントがあります
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    こんにちはーユリウスさん

    読書しに来ました(*^-^)ゞ 敬礼♪

    >そもそも民主党の外交政策は危なっかしいものを含んでいる。
    民主党の外交政策は私も不安な面が結構あるかも、、、

    政治に詳しくない私でも読みやすいっすねぇ(^^♪
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    みやまな鉄砲長さん、こんばんは!

    これまで、わが国の政治家はほとんど自ら外交政策を遂行できませんでした。(例外は中曽根さん)ブレーンももっていません。チマチマした官僚の作文をなぞるだけの情けないものでした。
    鳩山代表は自分の意見をお持ちのようですが、その外交政策と安全保障政策が危なっかしいのです。
    多分、従来の主張よりも現実的方策に転換することと思いますが、基本方針の転換は外国から見たら、与しやすい政権に見えるはずです。さっそく、中国が外面は菩薩顔(内面は夜叉)でゆさぶってくることでしょう。

    つたない文章を褒めていただいてありがとう。
    自分の信じる意見をいうことと、新聞よりもちょっと長い眼でニュース扱うことをこれからも心がけて書くつもりです。
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