住軽金が軟調・下方修正と第三者割当増資を嫌気

[agawaさん]

住友軽金属工業（５７３８）が軟調。純損益予想の下方修正と第三者割当増資による希薄化を嫌気した売りが優勢となっている。

同社は２日引け後、中間期（第２四半期累計期間）・通期の純損益予想を修正した。１０年３月通期の連結純損益は５２億円の赤字予想（前回予想２５億円の黒字、前期１８１億円の赤字）。連結経常利益は修正なし。１５億円予想（前期１４２億円の赤字）。アルミ押出事業及びアルミ加工品事業の再編により特別損失が６０億円増加する。

同時に、発行済み株式数の１５．５１％に相当する５８００万株の普通株式を新規に発行し、約５４億円を調達すると発表した。調達した資金は、収益環境が悪化しているアルミ押出事業の再構築費用に充てるほか、設備投資に使う予定。新株は１株９５円で発行し、住友商事（８０５３）や三井住友銀行、住友信託銀行（８４０３）などに割り当てる。

住軽金の株価は１３時１６分現在９５円（▼２円）。
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