映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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下げ止まるか?

20日の日経平均は10383.41(+179.41)。大きく戻してきたが、転換線10405で頭をぴたりと抑えられた。売買高も膨らんでおらず、転換線を抜けて上昇パターンにもどるかどうか、やや心もとない。ボリンジャーはプラスσを回復しておらず、バンドは狭まっており、RCI、MACDは下降中。下げ止まりというにはまだ証拠がたりない。転換線を大きくぬけてくると下げ止まりが期待できるようになるのだが、自信がまだもてない。もっとも週足では割り込んでいたプラスσ10340を回復しており、この水準を維持できれば、雲の中であるが中期の上昇基調は守っている。。

ダウは9350.05(+70.89)。転換線9277抜けてきて、当面下げ止まりる期待がでてきた。ただしボリンジャーのプラスσはぬけてきているが、バンドは急速に狭まっていて、RCI,MACDは下げており、上昇パターンに戻れるかどうか、少し怪しい。ただし週足ボリンジャーはプラスσ9199を維持しており、雲の中ではあるが、中期の上昇基調は維持している。

ドル円は94.19。基準線95.84の下、雲94.87の下に抜けておりRCI下降,MACDも下降してゼロラインをきりつつある。ボリンジャーはマイナスσ94.05のまだ上で、バンドは平行。週足も雲の下、基準線、転換線の下であるが、ボリンジャーはマイナスσ94.18の近辺でバンドは平行。月足は転換線94.30をきってきているが、TPの近辺でバンドは平行。じわりと円高だが、まだ円高トレンド発生ということはできない状況だ。

ニューヨーク連銀の指数に続いて、フィレデルフィア連銀指数が11ヶ月ぶりにプラスに転じたこと、上海が反発したことで、安心感が広がってダウは大きく続伸した。しかし住宅ローンのこげつきは拡大、政府による自動車買い替え支援は打ち切られるということもあって、銀行貸し出しは縮小しているなど、不安も残っている。雇用、消費、そして金融の貸し出しはいずれもまだ本格回復とまではいかない中、製造業が期待先行で戻してきているというのが、素直な味方だろう。

上海は、雲の下限2825で反発、RCIは底をつけ、MACDも下げがとまってようにみえるが、基準線、転換線は依然下向き、ボリンジャーバンドはマイナス2σを回復してきたところだがまだバンドは下向きに広がっており、下降トレンドで下げ止まったかどうかまだ予断は許さない。週足は雲の中の基準線で反発してこれを維持しているが、ボリンジャーもTPあたりにもどしてきているものの、バンドは急速に狭まっており、中期的にも下降トレンドへの転換が懸念される。上海が下げ止まったということで喜ぶにはもう少し証拠が必要だろう。
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