やや頭が重くなっているが基調は強い

[映画ずきのしんちゃんさん]

27日の日経平均は、１００８８．６６（＋１４４．１１）と大台を回復。窓をあけて上昇。基準線、転換線、雲の上限を上に抜け、ボリンジャーはプラスσを抜け、ＭＡＣＤもゼロラインを突破。上ひげをつけ、２５日移動平均との乖離率が４．７１とかなり高くなっており、出来高が乏しいなど、目先高値警戒感もでてきているようだが、基調自体は強い。

ダウは９１０８．５１（＋１５．２７）。かろうじて上昇。基準線、転換線、雲の上限を上に抜けているが、２５日との乖離率が６．８６と天井圏、ＲＣＩも天井に達し目先頭が重くなっているが、ＭＡＣＤはプラス圏を上昇、ボリンジャーはプラス２σで基調自体はやはり強い。

ドル円は９５．１８。基準線９４．５８をドル高に抜けてきた。ただボリンジャーではＴＰの近辺でまだドル高トレンドというには早い。週足も基準線９５．１３、転換線９５．４６、雲の下限９５。１５の近辺で、煮詰まってきている感じだが、どちらに抜けるかまだよくみえない。

アメリカの新築住宅販売が伸びるなど、アメリカの経済指標の改善がみえてきた。決算はあまりさえないものが続いているようだが、指標の改善を背景に、基調は強い。もっとも目先はすこし重くなっており、警戒感もでてきている感じであろう。