韓国からChihyung Nam さんが来塾

[ユリウスさん]

     

　昨日の「いきいき塾」には素晴らしい先生が来塾。韓国の女性プロ棋士南治享(Chihyung Nam)さんとご主人のお二人。何時ものように、川西市のTさんの車の送迎付きで。聞けばChifyungさんはMyongji大学（この大学は囲碁の専門大学）の教授で、韓国の最初のプロ女性棋士だとのこと。今年一年間、東大阪にある大阪商業大学の研究室に所属して囲碁文化を教えられるみたい。


　本棚にあった彼女の著書 "Contemporary Go Terms"にサインをして貰う。彼女も自著が異国にあったのは嬉しかったのではないか。

　この本は日本語、中国語、韓国語で使われている囲碁用語を英語で解説したもので、大変有益だと思う。
　本来、囲碁先進国だったわが国の棋士が国際囲碁普及に向けて為すべき仕事であったと思われるが、島国日本人の常で、日本棋院は視野が狭く、そういう発想はなかなかできなかったようだ。韓国のMyongji囲碁大学には世界中から若者が留学しているという。一学年一クラス30人、四回生までで120人、その上に大学院もあるそうです。

　韓国は強い囲碁棋士を育てるだけでなく、囲碁文化（歴史、人的交流、教育）などの分野でも世界に向けて人材を輩出する体制ができている。すでにそういう目的に向かって手が打たれているのは確かだ。

　たまたまいきいき塾に来ていたアラスカ出身のブライアン君も大変興味をもって聞いていた。彼も韓国へ行きたそうな風情であった。

前列ひだりから、南さん、ブライアン君、翔年、後列T氏、ｔさん、M氏　右の写真は塾の庭にて記念写真　　　


対局中のみなさん