るきるきさんのブログ

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日々投資090621

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週末のダウは小幅続落。フィラデルフィア連銀の製造業景気指数が市場予測を遥かに上回ったことで堅調な動きを見せていたのですが、徐々に値を消すという実に弱々しい動きでした。悪材料に反応しないという、ちょっと前までの強い相場と比べると隔世の感があるような気さえしますが、個人的には妥当な反応に戻ったんだろう、とは思います。

今後の流れは、まず価格調整があると思います。これはファンダ無視で急ピッチで上げてきた銘柄に対してのことですが、妥当な価格までの下落を想定しないといけないのではないでしょうか。ただ、これも一直線に下げていくというよりは、個人資金などにより押し目は買われる可能性が強く、状況次第(とくにユアサや明電舎など)では息を吹き返すこともあり得ると思いますので、そういう意味では、単に売りで取れるという状況は──あっという間でしたが──終了しているわけですから、デイトレ的な狙い、もしくは戻した場合の高値売りくらいしか狙えないことになります。(まあ、こんなことになるだろうということで、しつこくポジションを取っていたのですが・・・)

もちろん材料銘柄にも反応するでしょうが、これにしたところで、その日その日の地合に影響されるでしょうから利益を追求するためには心許ないでしょうし、新興市場銘柄・低位株も、このような意味では同様だと思います。地合が悪くなければ買われるでしょうから、乗ることが出来れば堅実に利確する必要があるというところでしょうか。こうなると消去法的に狙いは業績がよい内需銘柄ということになるのですが、こちらもこちらで下値リスクが低いというだけで、どれだけ買われるかは状況次第でしょうし、ぱっとしません。

正直なところ、今週は強弱材料が対立している状態で、結局、経済指標に一喜一憂しながら上げたり下げたりするというところだと思います。7月を見越した戦略というのであれば、個人的には下値を探る場面が出てくるだろうと思うので、高値売りがメインになるとは思うのですが、全く予測が立ちませんのでやはり後ろ向きに売りながら、後ろ向きに内需を買うという腰砕けの戦略というんでしょうか。

株式周辺の動きについて言えば、商品市場の下落についても株式市場同様、投機筋の利確の動きが下ブレを演出していると見て良いでしょうが、これがどこまで影響するのかというころになると、投機筋がどれだけ売ってくるかも分からない状況ですから参考にはなりませんし、為替についても対米ドルという意味では少し落ち着くのかなという気がしないでもないですが、カリフォルニア州の破綻懸念などもあって、やっぱり予想が立ちません。

じつーに難しい(涙)。

とにかく高値つかみはご用心&辛抱強く機会を待つ相場であることは確かでしょう。「待てば海路の日和あり」
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