ＪＤＣ信託がストップ高・第三者割当増資が手がかり材料

[agawaさん]

ジャパン・デジタル・コンテンツ信託（４８１５）が高い。昨日引け後発表した第三者割当増資が手がかり材料となっている。同社は１０日引け後、ＬＡＫＥＷＯＯＤ１号投資事業組合など３者を割当先とする第三者割当増資を実施すると発表した。株数は現在の発行済み株式の約５０％にあたる２４万１３８１株。調達資金は６．３億円（差引手取概算額）。債務返済に５．４億円、運転資金に０．９億円を充当する。同社では、「既存株主にとっては、本増資による希薄化を免れず、また、本増資の発行価格が直前日の時価４９００円に対して５１％ディスカウントした価格であり、乖離が大きいことから、本増資に対して、差止めを請求される可能性がある」としている。同社はまた、５月２０日の３月期決算発表時に公表した１０年３月期の業績予想を訂正した。０９年３月通期の連結経常損益は０．８億円の赤字予想（前回予想０．０１億円の黒字）。連結純損益は０．８億円の赤字予想（前回予想０．０１億円の黒字）。新経営陣を含む外部からの指摘を受け改めて精査を行い、現時点で不確実性の高い売上見込金額は除外し、実現可能性の高い数値に絞り込む形での計画の見直しを行ったとしている。
開示情報　開示情報