ストリートアナリストさんのブログ

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株価変動を抑える投資法

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株価変動を最小にする投資法を考えてみました。
今年好調だった海運株と、低調だった小売業の中から銘柄を組み合わせれば、TOPIXよりも株価変動の少ない投資が実現できるでしょうか。

例としてダイキン工業(6367)100株とハイビック(7845)700株を1年前に同時に購入したとします。
ダイキン工業は空調機の製造販売会社、ハイビックは木造住宅構造材プレカット製品など住宅資材の製造販売会社です。

ダイキン工業は¥349,000が¥561,000になり、ハイビックは¥399,700が¥202,300になってしまいますが、両銘柄合計の損益では、¥14,600の利益となります。

これを1年間のトレンドで添付図に示しました。
図中、緑の線が両銘柄の損益合計ですが、あまり儲からない代わりに、ほとんど損もしていない、安定した損益状況を作ることが出来ます。

こんなに理想的に組み合わせることは難しくても、業種が異なり、明らかに値動きが逆になる銘柄を組み合わせれば、TOPIXへ投資するよりもリスクを低減させることが出来ます。
よく言われる例では、円安で利益が増える企業と減る企業を同時に買っておくなども有効でしょう。

えっ、ダイキン工業だけ買っておけばもっと儲かったって?
そうなんですケド、それが出来れば簡単なんですよね。
5件のコメントがあります
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    ヨッシーさん
    2007/10/7 06:49
    いろいろな組み合わせが考えられるのでしょうけど、これにはなかなか試行錯誤しそうですね。ある程度、日経に連動するしない、円高の影響を受ける受けない、など銘柄の特性は分かるのでしょうけど、先のことは分かりませんし未来永劫それが続くとも限りません。また、何株ずつ保有すれは安定したパフォーマンスが得られるか、設定が難しいです。
    これは分散投資する際の一番の難しさでしょうか。なので私は分散投資が苦手なんですよね。私は割り切っても利益が出ている銘柄はなるべく伸ばす、損失が出たらすぐに切るというふうにしています。
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    景気循環に敏感な株+景気に反応しにくい株など、色々組み合わせは考えられそうですね。

    私はまだ国内株+外貨という古典的なパターンですが、最近はそれに商品指数連動ファンドが加わりつつあります。
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    長期投資派としては、国内株と外国債券など、値動きが逆になりそうなものを探す癖がついていて、株式だけで分散が出来ないか、チャレンジしてみようかと思って調べたのが、きっかけです。

    ただ、自分で作っていて、こんなにキレイな分散投資できるわけ無いな~と思いながら投稿しました。
    ある意味上がる銘柄探すより難しいかもしれませんね。

    私は放っておくと集中して突撃!とやってしまう性格なので、戒めの意味を込めて、逆の値動きの投資先を探すようにしています。
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    つぼおしさん
    2007/10/10 09:25
    >えっ、ダイキン工業だけ買っておけばもっと儲かったって?
    >そうなんですケド、それが出来れば簡単なんですよね。

    そこそこそこなんですよ!ストリートアナリストさん!!
    そんな神業ができれば、今 ここに 私はいない(笑)

    最近の印象では外国債券と国内株が 必ずしも「分散」になってない気がするんです。
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    つぼおしさん、今の市場の状況では安定した分散投資はホントに難しくなりました。

    ご指摘の通り、最近は円高になると国内株も円換算ベースの外国債券も同時に値下がりしますね。
    分散投資もやりにくくなってきました。
    金融商品別の分散効果はある程度考慮しながら、投資タイミングをずらす、少しづつ買ってゆくなどの対策が必要ですね。
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