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ドル円 売りにくくて買いにくいがやっぱり売り。

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ドル円の日足チャートに、ボリンジャーバンドとMACDとサポート&レジスタンスラインを加えたものを見てみる。今回の急激な行って来い相場は、一応レジスタンスラインに跳ね返された形となっているが、短い期間でのサポートラインを割るには至っていない。MACDの微妙な接触からも、売りたいけど、売れない。買いたいけど買えない、というややこしい場面であることがわかる。反対に行ってしまったらすぐに損切りできることからも、実はリスクの少ない場面なのだが、だからといって確信を持って上下いずれかに賭けられるわけでもない。正直、心は売りに傾いているんだけど、最近面倒な相場展開が多くて疲れてきたので、もっとしっくり来る場面まで手を出したくない。こういうときは大きな流れから、どちらに行きたがる力が働いているかを見ておきたい。次のチャートは、ドル円の週足チャートに同じくボリンジャーバンドとMACDをかけたもの。MACDが下落サインを出しそうな雰囲気ではあるものの、まだ時期尚早。移動平均線がしっかりとサポートしているうちに売りに動くのは無謀。その移動平均線はほんのわずかながら上向いているので、ブレイク待ちで売りたいのはヤマヤマだが、トレンド自体は弱い上昇を示しているので、逆張りであることを忘れてはならない。今日は月末なので、ついでに月足チャートもボリンジャーバンドで分析してみることにする。取れる期間が短いので、12ヵ月移動平均と5ヵ月移動平均の2本を描画。12ヵ月ではボリンジャーバンドをかけてある。最初の赤丸でクロスして下落が始まり、2つ目の赤丸で移動平均に跳ね返され、現在3つ目の赤丸=移動平均越えを狙っている(いた?)ところ。なんとなく、もう一度下落しなければ相場が終われない雰囲気。さて、5ヵ月移動平均線と12ヵ月移動平均を見たので、そのまま時間軸を週足に変換して、5週移動平均と12週移動平均で、週足を分析しなおしてみた。すると・・・見事に5週線と12週線がデッドクロスしていて、ボリンジャーバンドでも-2σラインをトレースし始めていて、完全に売りサインです。こうしてあれこれ探していけば、売りのサインも見つかるし、きっと買いのサインも見つかります。それでは結局分析にならない。しかも週足で売りサインなんていうのは、外貨預金ならまだしも、FXではやられに行くようなもの。外貨預金はそもそも売れないですしね。単なる換金売りしかありません。ということで、そろそろ結論。○ 週足分析では売ってもよさそうなところにある。○ 日足ベースではちょうど微妙な位置。◎ よって、ドル円はまずは打診売り。やがて21週線を下にブレイクしたら売り増し。なんとも単純な見解ですみません。本当に気持ち悪いのは21週線のみなので、気にせず売りに行くのも、決して悪くはないと思います。ドル買いの一番の根拠は金利上昇でしょうから、その金利上昇がいつまでも続いたらアメリカのリセッションはさらに加速し始めます。それを放置するFRBでもないでしょうから、そういう観点からも、ドル買いはしにくいです。そんな状況がまさにチャートに表れている感じですね。ということで。ドル円は、売りスタンスです。
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