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時価会計緩和で大幅上昇

4月2日の日経平均は、8719.78(+367.87)と大幅続伸。雲の上8240、転換線8382もぬけ、直近の高値8843に迫る勢い。日足RCIが下降中なのに、その下降圧力をはねのけて予想外に急上昇。ボリンジャーも、+2シグマの近くまでもどしてきて、バンドは大きくひろがっている。日足のリズムを週足の上昇基調ーMACDの上昇、RCIの上昇がかった格好。週足ボリンジャーもバンドがせばまりつつあるところで、週足基準線8917はまだ下げ基調で、基準線にはまだとどいていないが、ここを抜いてくれば中期指標も本格的な反騰局面にはいってくる可能性がある。基調転換を測る重要な潮目に近づいてきていると思われる。

2日のダウは7978.08(+216.48)とこちらも大きく上昇。転換線7594を抜け、雲の下限7650、雲の上限8097に接近している。日足のRCIの下降をはねのけて予想外の上昇。ボリンジャーバンドは+2シグマの近辺で、バンドが広がっており、通常の誤差の範囲を逸脱する基調の変化が起こりつつあることを示唆している。週足のRCIも上昇、MACDも上昇、週足ボリンジャーもバンドが狭まってきており、週足の基準線8396はまだかなり上にあるものの、中期的にも底入れ反発の兆しがみえてきている。月足RCIも微妙にもちあがりつつあるので、期待は膨らむ。


ドル円は98.50-100という状況。雇用統計を控えているが、転換線、基準線の上、MACDもドル高方向に上昇中。週足ボリンジャーバンドも狭まってから
ひろがりつつあり、ドル高方向への動きは変わっていない。

ダウの上昇は、G20がなんとか対立を抑えて協調姿勢をとった安心感とともに、アメリカが時価会計の緩和に踏み切ったことが要因と思われる。時価会計の徹底こそ、アメリカが長年推進してきた方針であるが、値のつかないようなレベル3という不良債権を大量に抱えている現状では、金融機関の自己資本比率の規制を弱めるか、時価会計の緩和をするしかないところに追い込まれたというべきであろう。時価会計の緩和は3月の決算にも適用されるということであり、金融機関の貸し渋りは改善されるだろう。だが市場からみると、時価会計の緩和が、金融機関の業績の評価についての不透明さをます可能性を意味する。毒にもなる薬をのんで当座をしのぐという構図だろうか。GMの行く末はまだよくわからないし、アメリカの製造業受注は少し改善しているものの、雇用統計など経済指標はおそらく悪いものがまだ続くので、どこまでこうした悪材料を織り込んで、あるいは目をつぶってだまされたフリをして波にのってゆけるかが問われるが、チャート的には、中期的な反騰になるかどうかの節目にきている。週足基準線などの節目を大きく抜けてくれば、様相は好転するであろう。
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登録日時:2009/04/03(07:31)

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