景気底入れ期待

[映画ずきのしんちゃんさん]

4月1日の日経平均は、8351.91（＋242.38）。雲の上限７７２３を上に抜けたが転換線８３７２の直前で抑えられた形である。日足のRCIは下降中であり、直近の高値を抜くような勢いがあるかどうかは疑問符がつくものの、８０００円台はかなり堅くなってきた印象である。週足のRCIはなお上昇していることから、調整をしつつも、下値を切り上げてゆくと思いたい。

4月1日のダウは7761.60(+152.68)と上昇。7500あたりまで下げた後切り返した。転換線7594雲の下限7721をこえてきた。日足RCIは下降し始めており、目先は弱含む可能性があるが、週足のMACD,RCIが上昇しており、下値が切りあがってゆくことが期待される。

ドル円は98.45。依然として転換線、基準線の上で、基準線が上昇しており、円高にふれる感じはまだない。

経済指標をめぐってNY市場は強弱が交錯。最終的には景気の底入れ期待であげたようだ。金融サミットなどで足並みが乱れれば下押し圧力がかかる可能性もあるものの、基本的には底入れリバウンドが続くと思われる。