ＪＲ３社が高い・野村が投資判断「１」継続

[agawaさん]

ＪＲ東日本（９０２０）、ＪＲ西日本（９０２１）、ＪＲ東海（９０２２）のＪＲ３社が高い。
ＪＲ東海が２月の東海道新幹線の乗客数１０％減と発表したが、本日は、野村証券がＪＲ３社の目標株価を引き下げたものの、投資判断「１」継続としたことが好感されている。
具体的には、ＪＲ東に関しては「足元の弱い旅客動向や株式市場の需給等で株価は軟調に推移している。しかし２０１０年３月期予想基準ＰＥＲ１３．６倍は歴史的に見ても割安」として目標株価を７５００円から７３００円に引き下げたものの、投資判断「１」継続。
ＪＲ西に関しては「足元の弱めの旅客動向や、株式市場の需給悪化等で株価は軟調に推移している。しかし、退職給付の会計基準変更時差異の費用処理終了で２０１１年３月期の増益の確度は高い」として目標株価は４２万円から３９万円に引き下げたものの、投資判断「１」継続。
ＪＲ東海に関しては「２０１０年３月期まで減益局面が続くと予想されるが、２０１１年３月期にかけてはマクロ景気の回復に伴い旅客需要の回復が期待できる。中央新幹線建設の資金負担等を考慮しても、現在の株価水準は割安と判断」として目標株価は７３万５０００円から７２万円に引き下げたものの、投資判断「１」継続。