ひさっちさんのブログ

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鹿島が受注調整 小沢氏側から天の声

小沢氏の西松献金に絡む事件。

いよいよ政治資金規正法から贈収賄の様相を呈してきました。

とうとうここにきて本丸の鹿島の名前が浮かび上がってきました。

舞台は胆沢ダム。
政治資金規正法違反から斡旋利得処罰法での立件も視野に入るのか?




鹿島元幹部が受注調整 小沢氏側から「天の声」か
http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY200903160352.html

 準大手ゼネコンの「西松建設」から民主党・小沢代表の資金管理団体「陸山会」への違法献金事件に絡んで、東北地方のゼネコン談合組織が小沢事務所側の意向をくんでいたとされる問題に、大手ゼネコン「鹿島」の東北支店元幹部が関与していた疑いのあることがわかった。

 この元幹部は「仕切り役」として、小沢事務所側が受注させたい業者の名挙げを「天の声」と受け止め、組織内で受注調整していたとみられている。東京地検特捜部も西松建設関係者らの調べから、こうした経緯を把握している模様だ。

 これまでの調べなどから、小沢代表側には、西松建設が95年ごろから迂回(うかい)献金していたほか、大手の「清水建設」「大林組」「大成建設」と準大手の「戸田建設」も同様に献金していた疑いが浮上。迂回献金には、小沢事務所側が談合組織に受注を働きかけてくれた見返りの意図があった疑いもあるとみている特捜部は、談合組織の中心にいた鹿島側と小沢事務所の関係の解明を重視。ゼネコン各社の事情聴取を進めているとみられる。

 ゼネコン関係者らによると、東北6県の大型公共工事の入札前に受注調整していたゼネコンの談合組織の活動は、93年に、当時の仙台市長らが逮捕されたゼネコン汚職事件を機にいったん下火になった。合わせて、仕切り役だった鹿島東北支店もその座を降りたが、その数年後、同支店の元幹部が仕切り役に就き、06年ごろまで続けたという。

 談合組織では、受注する業者を決定する際には、発注者側の意向を意味する「天の声」が重視されるため、ゼネコン各社は発注者側が絡んだ天の声を得られるよう働きかけるなどするという。

 関係者の話では、こうした仕組みを岩手県などの公共工事にあてはめると、ゼネコン各社が、天の声を出す立場だとみなしていたのが小沢事務所側だった。実際、鹿島の支店元幹部から、受注業者をめぐる小沢事務所の意向が示され、それに沿って調整が行われたことがあったという。

 一方、鹿島の仕切り役が「天の声」に沿って談合していたことは、06年に摘発された福島県発注の工事入札(04年)をめぐる談合事件の判決も認めている。東京地裁がこの事件で競争入札妨害罪に問われた東急建設元幹部に言い渡した確定判決(07年2月)によると、発注者側から天の声を受けた業者が、ゼネコン談合の仕切り役だった鹿島側などに連絡。鹿島側が、天の声に沿うように業者間の調整を図っては業者が決定される談合が恒常的に行われていた。

 鹿島広報室は「一連の捜査にかかわることなので、コメントは控えさせて頂きます」としている。
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