映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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NYにどこまでひきずられるか

3月5日の日経平均は7433.49(+142.53)と上昇した。水準としては転換線7344をすこし上抜けたところ。日足RCIは上昇しており、ここだけみると回復のきざしとみえなくもないが、週足RCIは底に達しつつあるが週足のほうはまだ明確な下降基調。

NYダウは、6594.44(-281.40)と大幅下落。 転換線にとどかずに下げを加速、RCIは底にはりついたまま。週足も回復の兆しはない。週足のRCIは底なので、このあたりでとまってくれることを期待したいが、いままでの例では2-3週間はRCIが底をはって下げ続ける可能性もないとはいえない。

ドル円は97.95。基準線、遅行線も雲の上で、MACDも上昇しており、RCIは天井に張り付いたままであるが、まだ上昇に勢いがある。週足も基準線を突破、MACDもRCIも上昇していて、なお上昇局面にあると思われる。月足ではちょうど転換線98あたりまで戻してきており、このあたりは大きな節目になっているが、もしこの水準を上に抜けることになれば、中期の上値のトレンドラインはまだかなり上にあり、チャート上は、勢いが続けば100円を突破して雲の下限に迫る可能性もないとはいえないが、そこまで上げる根拠があるかどうか。

アメリカの金融不安がおさまらない。シテイの株価が1ドル割れ、GMの破綻リスクも顕在化してしまった。政策当局の対応への期待が剥げ落ちつつある。雇用統計も控えており、アメリカの状況を考えると東京もつれて下げる圧力がかかるだろう。それにしてもドルの堅調さが目立つ。日本の経済、政治の不信、欧州の経済の苦境に比べるとアメリカはまだましで、ドル防衛が世界のコンセンサスという意識なのだろうか。円安のおかげで東京はすこしクッションがかかるかもしれない。
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