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デイトレード in タイランド

タイに来て約1ヶ月経ちました。

かろうじてマーケットから退場させられずに、なんとかトレーディングで生計を立ててます。

以前にも日記に書きましたが、こっちにいると世界経済の景気悪化などウソのように思えてきます。

庶民にはほとんど実感がないというか、直接の影響は皆無といっていいでしょう。

おそらく「100年に1回の経済危機」だとメディアが騒ぎたてているのは、欧米とか日本などの先進国だけでしょうね。

タイの実体経済は予想以上に安定しているし、なによりもマイペンライ、なんとかなるさ!の思想が根付いている国ですから。

だからこそ、いい年して無職のワタシでもプレッシャーを感じず日々のんびりと生活できてるわけです(笑。

日本だと専業トレーダーといっても偏見を持つ人は少なくないし、社会的信用を得ようと努力するより他のほうに力を注いだほうが建設的ですからね。

タイは円高の恩恵を受けて物価も安いですし、気候は一年中温暖だし、とても暮らしやすいです。

今日は具体的にどのようにデイトレで生計を立てているのか、その手法もまじえて紹介したいと思います。

以下、一日のスケジュール。


朝6時起床。

眠気覚ましのコーヒーを飲みながら、まず朝市情報と経済指標のスケジュールを大まかにチェック。

前日のNY市況のチャートと個別銘柄の動向、日経225先物を確認。

あっ、北浜流一郎先生の朝イチ株予想もわすれちゃいけませんw

念のためにヨーロッパの株式市況、世界の株価指数、為替相場のリアルタイム チャートも見ておきます。

寄り前の外国人動向もハズせません。

証券会社のレーティング情報も株価に影響されますので目を通しておきます。

去年はコモディティー相場もHotな盛り上がりをみせていました。

今、とくに注目されているのはいうまでもなく金の価格ですよね。

個人的には乱高下が激しいので地金には手をだしませんが、国内唯一の現役金鉱山である菱刈鉱山を保有する住友金属鉱山 (5713) はこの先金の価格が高騰した場合はほぼ同時進行で騰がっていくのではないかと期待しています。

金のリアルタイムチャートは投資家の資金の逃避先としても注視しています。

市況の悪化にともない、ここ数ヶ月はきれいな右肩あがりのチャートを描いています。

昔から有事の金といいますし、市場も徐々に危機感をつのらせているということでしょうか。

WTI原油先物は国際石油開発帝石 (1605)や新日本石油 (5001)などの石油関係、

バルチック海運指数は海運業である商船三井 (9104) などの株価に反映されるので、これも毎日見ます。

以上の3つの会社は常時監視銘柄としてポートフォリオに登録してます。

相場が回復局面に入ったら、いちはやく上昇トレンドに向かいそうなんで。

さて、ある程度マーケットの雰囲気をつかんだら、ようやく今日狙う銘柄選びに入ります。

まずその日の上昇率ランキングの中から出来高があって、売買しやすい旬な銘柄を探します。

その中でゴールデンクロス発生銘柄をチェックします。

このあたりは皆さんと同じですよね。

念には念をいれて、信用取引残高もチェックしておきます。

これぞという銘柄が見つかったら、日足チャートを見て、売買ポイントを探します。

より具体的には、一目均衡表の日足チャートを表示させて、雲の位置や転換線、基準線の位置を参考にします。

ほかにも、日足チャート5日移動平均線が位置する価格帯や、VWAP(出来高を加味したその日の約定平均価格)なども、売買判断をするうえで重要な要素になります。

25日線カイ離率は短・中期的な投資判断に用います。

さらに、ストキャスティクスのチャート分析で高値・安値圏銘柄をチェック。

こういったチャート分析は株だけでなく為替にも応用してます。

しかし、これだけ入念に下準備をして調べても、思ったように株価が動いてくれないのが相場の怖いところ&面白いところです。

朝食は屋台でバーミー(東南アジア風そば)を食べるのがほとんどですが、たまにはホテルのバンキングビッフェに行ったりします。

フルーツやサラダなども食べ放題ですが、150B(日本円で約400円)程度なんですよね。


午前7時にいよいよ日本市場が始まります。

タイでは時差があり、日本より2時間早く始まるのです。

寄り付きでは、前日に狙いを定めた銘柄でチャンスを窺い、その後は当日の上昇率銘柄の押し目買いを狙うようにしています。

日中値上がり率ランキングだけでなく、値下がり率ランキングも見るようにしていますね。

最近は押し目買いだけでなく、売りでエントリーするケースも少なくありません。

トレードはゲストハウスの部屋でするわけではなく、スタバやマックなどの無線ランの入るエリアで行う場合が多いです。

ノートPCを持ち歩いてないときは、たまにインターネット屋さん(海外ではよくある)でも取引します。

セキュリティには暗証番号を定期的に変えるなど気を使ってます。

日中はザラ場に集中しているわけではなく、気分転換にカフェを変えたり、足裏マッサージをしたり、わりとイージーに過ごしています。

タイでは足裏マッサージは1時間200B(現在のレートで約500円)と激安なので毎日やってもらってます。

これ、クセになるんですよ。

お昼ごはんは屋台でカオマンガイやカオニャオを食ったりして、節約しています。

引け後は、トレーダーズ・ウェブの明日の戦略や日経平均テクニカル予測、明日の株価材料をチェック。

他のトレーダーさんのブログも拝見し、自分のトレードを検証してみたりします。

現地時間の1時には市場が終了してしまうので、一日が長く感じられます。

一言で言えば暇なんです。

日が暮れる頃には、みんかぶ、カブトモ、株なび、STOCKCAFEなどのSNSに今日の反省を踏まえてそれぞれ日記をUPします。

日記は欠かさずほぼ毎日書いています。

我ながら呆れますが、このマメさが勝利につながると信じて今後もUPしていく所存です。

大勝したときは、バンコクの高級ソープをタクシーでハシゴします(ウソですw

たとえ負けても落ち込まないように耐性ができました。

以前は南アフリカランド通貨をレバレッジを10倍効かせてみたり、アホなことやってました。

去年の3月にNYでハドソン川に身投げしようかと思いつめたくらいの酷い損失(笑)を食らってからは、精神的に負担の多いリスキーな取引は避けるよう心掛けています。

毎日、資金の1%稼げればいいというスタンスでやってます。

あくまでもコツコツと。

今は長期保有する勇気はありませんので、デイトレとスイングのみです。

いつ次の暴落が来るかわかりませんし。

ま、ボクのトレードはいつもこんな感じの凡庸なスタイルです。

より効率を高めようと日々模索している最中です。

達人の方は、「こいつ、しょっぱいトレードしてるよなー」と、内心ほくそ笑んでいるかもしれませんね。

各指標のHPのリンク先は↓のブログに張ってあります。

http://chinachinachina.seesaa.net/

よかったら活用してください。

最後に。

相場はカジノではない。

市場心理の理解と勤勉が要求される、知的なゲームなのである。

by David Nasser.
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4件のコメントがあります
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    ☆アキ☆さん
    2009/2/16 22:14
    こっちは日本人が多いですよ。
    3万人ぐらいいるそうです。
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    福梟さん
    2009/2/16 22:03
    知り合いがタイに転勤して3年たちます。タイに行く少し前に女の子が生まれて、もう3歳です。年に数回帰ってきますが、日本人がたくさんいるようですね。のんびりして楽しいようです。
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    dekoponさん
    2009/2/16 21:31
    こんばんは!

    タイの人たちの暮らしって、のんびりとしていて良さそうですね~♪
    マイペンライ、なんとかなるさ!の思想って好きです!

    ☆アキ☆さんの真剣なデイトレと、ゆったりとした日常・・・
    メリハリがあって、素敵な生活ですね!
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    これかわいいですね♪

    アトムですか?

    タイに長い事いるなと思ったらその生活楽しそうです↑↑

    ☆アキ☆さんは結構思いっきりが良いんですね^0^