信越化学が続伸・減益ながら健闘ぷりを評価

[agawaさん]

信越化学工業（４０６３）が続伸。
４～１２月期純利益が前年同期比１％減の１４２０億円だったと発表した。下期に入って半導体シリコンウエハーが落ち込んだために減益となったものだが、思ったほどの減益にならなかったことで安心感も出ているようだ。
野村証券は「製造業のパニック的な事業環境の中でむしろ同社の堅調さが際立つ局面となるのではないか」として投資判断「１」継続。
ゴールドマン・サックス証券は「第３四半期の営業利益は６６６億円、第２四半期比１０％減益にとどめており、絶対額もさることながら営業利益率２０．９％も図抜けている。特に、シリコンウエハーを中心に事業環境が非常に厳しい中で営業利益率２５．５％を記録した電子材料は出色」として投資判断「買い（コンビクションリスト）」継続、目標株価５２００円とした。
信越化学の株価は９時２８分現在４０３０円（△９０円）。