証券商品が業種別値上がり率トップ・ＣＳが投資判断引き上げる

[agawaさん]

野村ホールディングス（８６０４）など証券株が高く、証券商品先物セクターが東証業種別値上がり率１位となっている。
ここダメ押しを入れていただけに押し目買いが流入。
クレディ・スイス証券は証券セクターについて投資判断を「Market Weight」から「OVERWEIGHT」に引き上げた。引き上げた理由は以下の通り。
「来期も赤字が続く可能性も残るが、ここ数ヵ月の株価下落局面に、過去２０年で５回見られた証券セクターのリバウンド局面のうちの４回の局面との比較で非常に多くの類似点が見られるため。（１）証券セクターの対ＴＯＰＩＸレシオケーターとＴＯＰＩＸの相関係数が１に近づく、（２）クレジットスプレッドの悪化が収まる前に株価が底入れ、（３）反発局面はいずれも金融緩和局面、（４）信用倍率が過去の反発局面と同水準まで低下、（５）利益など事業環境が最悪の状況下で底打ちする、（６）大手証券の東証平均ＰＥＲに対するプレミアムがゼロ近辺まで縮小したのちに株価が反発」