瓜生 憲さんのブログ

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REITとETFって何??

これまでご要望いただきました皆様、大変お待たせしてしまいましたが、先日より、『みんなの株式』でもETFとREITの取扱を開始しました。

それにしても「ETF」や「REIT」等、何故、世の中は略語が多いんですかね・・・?

しかも、英語の頭文字による略語・・・元々ある単語を略すのは、まだ良いのですが、略語を作るために無駄に単語を並べた名前なんかも目にします。

そう言えば、僕が働いていた某携帯電話会社でも、やたらと、そういう名称がサービス名等で使われていました・・・。

ま、それは、ともかく。

せっかくETFとREITの取扱いを始めたので、簡単にETFとREITについて解説します。

ETFとは、「Exchange Traded Fund」の略で、市場で取引されている投資信託を指します。

具体的な銘柄については、『みんなの株式』の検索でETFを引いていただければ17銘柄ほど出てくると思いますが、日経平均やTOPIXといったインデックスに連動する株価指数連動型というのが一般的です。

日経平均やTOPIXといった一般的な指標に連動し、通常の株式と同様にネットでの取引も可能なので、比較的分かりやすい金融商品です。

特徴としては、殆どの銘柄が10万円程度で投資が可能で、比較的少額の運用資金でもリスクの少ない分散投資が可能となるほか、一般的な投資信託よりも売買費用や信託報酬が低額というメリットがあります。

また従来の投資信託の場合、株式等の長期保有優遇税制の適用対象外となっていましたが、ETFの場合は株式と同様に適用対象となっているという利点もあります。

ちなみに株式の配当と同様に、ETFも決算期日に保有している投資家に対して分配金が支払われます。


一方、REITですが、これはReal Estate Investment Trustの略で、いわゆる不動産投資信託です。

こちらも、『みんなの株式』のタグ検索でREITを引いていただくと42銘柄が出てきますが、基本的には、投資家から集めた資金に借入でレバレッジを掛け、その資金で購入した不動産からの賃貸収入等から金利・管理費・税金等を差し引いた額を投資家に分配するという金融商品です。

REITのメリットとしては、不動産投資が困難であった個人投資家でも比較的低予算(数十万円~)で運用が可能になったこと、また運用会社の規模等からリスク分散の効果も得られており、間接金融の支援を得ることができることから、個人では到底実現不可能なレバレッジ効果が実現できていること等が挙げられます。

REITは順調に拡大を遂げており、最近では企業の不動産売却の買い手のうち、約7割がREIT系で、実際の最終消費者を大きく上回っています。

REITでは、対象となる不動産に対するキャップレート(期待利回り、注1)の議論が常にあり、最近ではREITの普及を背景とした流動性の向上と、それに伴う不動産の期待成長率の上昇により、キャップレートが低下しています。

これにより、不動産市場は活性化し、レバレッジに対応する金融機関側での対応も軟化したこと等が、昨今の不動産価格の上昇及びREITの拡大に拍車をかけているところはあります。

注1:「キャップレート」とは、「リスク・フリーレート+対象資産のリスク・プレミアム-対象資産の期待成長率」の式で求められる期待利回りで、DCF(Discount Cash Flow)に基づく不動産価値の算出において用いられるものです。

ETF、REITともに分散投資型の概念を取り入れた商品であり、ETFは無論、REITも情報開示の改善により、かなり分かりやすい商品となっていますので、これを機に接してもらえると幸いです。
12件のコメントがあります
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    チカさん
    2007/9/11 13:57
    〆(.. )カリカリッ!!〆(.. )カリカリッ!!〆(.. )カリカリッ!!

    φ( ̄_ ̄;) うーん難しい
    馬犬 目 ぽ..._〆(゚▽゚*)

    [家](八、)=3=3=3=3=3 ジッカニカエラセテモライマス!!

    嘘でつ(笑)

    投資信託も始めたんですね♪
    ( ^o)-o
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    瓜生 憲さん
    2007/9/11 14:03
    チカさん
    難しくないですよ!簡単に言えば、大きくないとできなかったものを細かく砕いて参加しやすくした商品ってことです!

    無論、運用者の力量に委ねる部分も多々ありますが、個人ではできないリスク分散とかもできるのがメリットですよ。

    でも、これによる流動性の向上が実態と乖離した場合には、ボラティリティの上昇等のリスクが発生しますが・・・。
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    チカさん
    2007/9/11 14:16
    (@`▽´@)/ ハイッ

    沢山お金を使わないと出来なかった事をみんなの資金をあわせて運用して、かた~い儲けをみんなが出来るような仕組みってことですね。

    うーん・・(〃 ̄ω ̄〃ゞみんなと一緒なら怖くない(@`▽´@)/ ハイッ
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    皓さん
    2007/9/11 17:59
    REITは四季報にも情報が載ってないためか、個人投資家の割合が少ないようですね。。。

    今回の機関投資家の利益確定による打撃はかなりのものでしたが。
    ただ、我々個人投資家はそれを強みに変えることができるような気がしますね。

    特に今回の下げ相場では高配当が行われる間近のリートが安値で転がってますから、長期投資で運用すると思えば悪くない金融商品だと思いますね^^
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    シャルドネ。さん
    2007/9/11 18:57
    REITが順調に、資産運用の基軸金融商品に離陸してゆくようになれば、今後さまざまな金融商品の企画が後続してくるように思われます。

    実は、私にはあるイメージがあってどこかが金融商品にしないかなあって、友人たちと話していたことがあります。

    株式って、荒っぽいからなあ。

    もっと穏やかな個人投資家向きの金融商品が増えて欲しいと思います。
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    ヤーコンさん
    2007/9/11 22:05
    こんばんわ
    すみません、私一人理解していないようで

    先日より、『みんなの株式』でもETFとREITの取扱を開始しました

    これって?取り扱いを開始ってみんかぶで販売するって事ですか? 違います?

    とんちんかんな質問でごめんなさい。
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    ウランママさん
    2007/9/11 22:27
    今晩は、リートて、なんか難しそうですね、
    私の理解では、不動産物件の証券化ですか。それを家賃収入が、貰えるだろうの思惑を、金額に変換して、それを、第三者に、売るってことなの?10年位前に、銀行員に、不動産投信を勧められた事があって、でも考えたんですね。
    仮に、家賃の収益が思いのほか低い場合は?どうなるんでしょうとか。
    阪神大震災のような地震で、建物が潰れた場合とか。
    課税対象物件の価値が著しく減少した場合とか?
    予定利回りは、どうなるのか?とか

    どうも、リートなる商品の考え方が、定まりません
    間違っているのでしょうか?
    株式とリートでは、 証券化と言う事では、同じなんでしょうが、不動産の、予定収益率は、漠然とした、それこそ
    人の手で、何とでもなるものだと。
    株式の場合、人気度有りますが、うまく言えませんが、違うように思うのは、無恥のせいも、あります。
    結局、イメージですね。私の場合、怖いイメージを持っていましたので、まだ、入り込めません。
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    P3B-Fさん
    2007/9/11 22:39
    瓜生憲さん 今晩は、
    ETFとREIT 使えるようにしていただきありがとうございます。
    月曜日に1306 TOPIX連動型上場投資信託を「みんなの日経平均」に基づき売建、サブプライムで安くなった世界リ-トファンドを、買い付け!!!しました。
    そのうちFXで疑問があるので恥を覚悟で質問させてください!
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    みやまな鉄砲長さん
    2007/9/11 22:54
    急落からの反発とかでETFを利用させてもらっているみやまなです。個別銘柄でわからなくなったら、ETFによく行くことがあります。東証全部の銘柄を追うのむり。と思ったときには私は重宝していますよ(^^ゞ
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    瓜生 憲さん
    2007/9/13 19:33
    皓さん
    今回の下げにおいてヘッジファンド(特に海外の)が利確できたかどうかは微妙ですが、確かにREITの利回りは株式に比べて高いですね。FXのレバレッジに比べると、同じ高利回り商品でも市況的には安全な気もします。

    シャルドネ。さん
    確かにそうですね。これまで流動性の低かった不動産(まぁ・・・だからそういう名前なんですけど)がREITで大きく金融商品化しましたよね。こういった金融商品が増えてくるのは悪くないと思います。株式って荒っぽいですか?確かに付き合い方によっては、そういったじゃじゃ馬ぶりを見せる場合もありますが、やさしい顔も持っていますよ。

    ヤーコンさん
    ごめんなさい・・・表現が曖昧でした。株式の個別銘柄と同様に、REITやETFのページの提供が始まったという意味です。

    ウランママさん
    同じ不動産の証券化でもREITは上場銘柄として流動性が高まっているところに特徴があります。ただ、バリュエーションにおいてDCF的な要素が一般的という意味では、もう少しバリュエーション手法が多様化すると不安が解消されるのかもしれません。

    P3B-Fさん
    僕はもともと株式のアナリストなので、どこまでお応えできるか分かりませんが、ご質問はいつでも大歓迎ですよ。

    みやまなさん
    確かに、ETFは限られた資産で分散投資のメリットが得られるという意味でヘッジの商品としても活用できますよね。こういうのが出てくる度に、金融市場の人たちは良く考えるなぁと関心してしまうのは僕だけでしょうか?
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    みやまな鉄砲長さん
    2007/9/13 23:05
    >金融市場の人たちは良く考えるなぁと関心してしまうのは僕だけでしょうか?

    そんなことないと思いますよ。
    確かヨーロッパとかでは、ETF多いんですよね?
    日本ももうちょっといろんなものがあってもいいかなぁと
    思いますもん。いろんな商品が出れば出るほどとっつきにくくなるのもあるんですけどね。(^^ゞ
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    瓜生 憲さん
    2007/9/15 14:03
    みやまなさん
    確かに海外には、日本以上にマニアックな商品が沢山ありますよね。特にデリバティブとかは、元NASAの人とかが証券会社で商品化のための計算をやっているくらいです。
    ロケットを宇宙(「そら」と読みます・・・笑)に飛ばすための計算よりは簡単なのかもしれませんね・・・。
    理系ですが数学力が大した事ないので、どっちが難しいかすらイメージの世界です。
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