1.連結決算における特別利益の計上
持分変動利益
平成24年8月9日付で、当社の主要株主である日本鉱泉株式会社が当社の連結子会社である株式会社サンライフ(12月決算)の第三者割当増資に際して30百万円を払込んだことにより、当社の株式会社サンライフに対する持分比率が100%から83.3%に低下しました。この結果、特別利益として持分変動利益31百万円を計上いたします。
2.個別決算における営業外費用及び特別損失の計上
(1)関係会社株式評価損
当社の連結子会社である株式会社サンライフにおいて、高齢者専用賃貸住宅の入居が低迷し、更に一部のデイサービスの利用者数の低下に伴う業績の落ち込みから、株式の実質価額は著しく低下しました。近い将来において株式の実質価額が回復する可能性は低いと判断し、減損処理による関係会社株式評価損1億50百万円を特別損失に計上いたします。
(2)貸倒引当金繰入額
上記(1)の関係会社株式評価損を計上することに伴い、関係会社貸付金に対する貸倒引当金繰入額34百万円を営業外費用に計上いたします。
なお、個別決算において計上する上記(1)、(2)については、連結グループ会社間の取引によるため、連結決算では相殺消去しております。
3.連結決算における特別損失の計上
収益性が著しく低下した株式会社サンライフの段原東事業所における建物、リース資産の帳簿価額を回収可能価額まで減少させ、当該減少額9百万円を減損損失として特別損失に計上します。
4.業績予想の修正について
(3)修正の理由
1.個別業績予想の修正理由
売上高については、おおむね前回予想どおりに進捗しておりますが、経常利益については、上記2.のとおり貸倒引当金繰入額を計上するため、また、当期純利益についても、上記2.関係会社株式評価損を計上するため、前回予想を下回る見込みとなりました。
2.連結業績予想の修正理由
売上高については、個別決算と同じく前回予想どおりに進捗しておりますが、利益については、連結子会社の株式会社サンライフの業績悪化により、営業利益、経常利益、当期純利益とも前回予想を下回る見込みとなりました。
※本資料に記載されている業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。