上半期においては、当期の重点施策である「メンズ強化」「雑貨強化」を推進しました。「メンズ強化」については当社の主力事業である「ikka」を拡大展開し、また「CURRENT」事業及び「VENCE EXCHANGE」事業においては、メンズ商品取扱店舗を増やしました。その結果、メンズの売上高前年比は116.6%と順調に推移しました。「雑貨強化」については、取扱商品のバリエーションを拡大し販売に取り組んだ結果、メンズ雑貨が堅調に推移しました。しかしながら、当社において売上構成比の高いレディース商品の販売が、上半期を通じて苦戦しました。その結果、上半期の既存店売上高前年比は95.9%となり、当初計画から4.1ポイント下回りました。
売上総利益については、競争の激化による値下げ販売の増加等により利益率が当初計画を下回り、売上高の未達と合わせて当初計画から乖離しました。
その結果、当上半期の連結業績は、売上高10,940百万円、営業損失730百万円、経常損失620百万円、四半期純損失760百万円と当初予想を下回る見込みとなりました。
下半期においては、レディース商品の内容・販売方法を見直して建て直しを図ると同時に、上半期に成果の出たメンズ・雑貨商品の強化をさらに推進し、売上を回復させてまいります。また、日本・中国・アセアンにおける商品調達先・物流の見直し、アウトレット業態「CURRENT」を活用した在庫循環機能のさらなる活発化等を推進し、荒利益率を高めてまいります。