売上高につきましては、ほぼ前回予想どおりとなりました。収益面におきましては、主に債権管理の強化を含めた営業経費の削減により、営業利益、経常利益ともに前回予想を上回ることとなりました。当期純利益につきましては、上記１．での記載を含めて特別損失を298百万円計上することとなったことにより、前回予想を下回る結果となりました。

１．特別損失の計上について
（１）主な特別損失の内容
　　・減損損失
　　　　当社及び連結子会社の収益性の低下している一部の店舗について、減損の兆候が見られたため、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき再評価した結果、減損処理131百万円を行い特別損失に計上することといたしました。
　　・固定資産譲渡損
　　　　当社が保有する有形固定資産のうち土地の一部（北海道北斗市）を譲渡したことにより、その土地の帳簿価額82百万円を特別損失に計上することといたしました。
　　・関係会社株式評価損
　　　　当社の非連結子会社であり、当社が議決権を100％保有するT.O. Forest Products, Inc.（米国ニューヨーク州）におきましては、平成25年５月期決算を含めて２期連続で当期純損失となる見込みとなったため、為替相場の状況を加えて評価した結果、43百万円を特別損失に計上することといたしました。

３．配当予想の修正
(1)配当予想修正の理由
　　　当社は、株主様への配当政策を最重要課題の一つと認識し、経営成績に裏付けされた成果の配分を行うことを基本方針としております。
　　　平成25年５月期の期末配当金につきましては、上記２．のとおり当期純利益が前期実績に比べ大幅な改善となる見込みであること、及び株主様への利益還元等を勘案した結果、前回予想から３円増配し、１株当たり９円とさせていただきます。